コーチトレーニング その2
前回のコーチトレーニングの2回目です。
実際の課題の解決方法をご紹介します。
課題「アイデアの手詰まり、つまり、クライアントにとって解決の糸口が見えないときどうするか?」
このような場合に多いのが、誰が主役になっているかという問題です。
組織としてこうあるべきだ。
とか、
あの人にこうなってほしい。
こういう行動をしてほしい。
と自分以外の環境を変えようとしたり、
人の行動を指摘しているとどうしても、アイデアが手詰まりに
なってしまいます。
そのようなときは、クライアント自身を主役にします。
クライアント自身に焦点を当てます。
それを実現することで、あなたは何が得られるのか?
あなたができることは何か?
あなたは何をしていくのか?
クライアント自身が行動しやすいテーマや目標に変える必要もあります。
リーダー的な立場にある方と話をしていると、よく耳にします。
あの人は、もう少しチャレンジして欲しい。
もう少し積極的になって欲しい。
では、そのために、リーダーのあなたはどんなかかわり方をしていきますか?
そのように育成するために、あなたは何ができますか?
私もよく自問自答します。
スタッフにこうなって欲しい。
と思った時に、そうなるために、「私はどんなかかわり方をしたらいいのか」と・・・
あなたもときどき矢印を自分に向けてみませんか?
相手や周りをよりよく変えたいとき、自分は何をしたらいいのか?
自分は何ができるのか?