偏愛マップ
私は講師の仕事をしています。
研修のスタートの際には、アイスブレイクを行います。
その場の緊張した雰囲気をほぐす目的があります。
先日実施したのが、「偏愛マップを作る」というアイスブレイク。
読んで字のごとく、紙に
好きなこと
好きなもの
好きな人
を自由に書いていきます。
そして、まずは、お隣と方と偏愛マップを見せ合いっこして会話をしていただきます。
「えっ~、見せるの~」というどよめきと戸惑いもつかの間、すぐに会話が盛り上がります。
次に、全員席を立ってもらい、会場中のいろんな方と会話をしていただきます。
もちろん、偏愛マップを題材にして
「はあい、そろそろ話し終えてくださああああああい」
という、私の声が聞こえないほど、盛り上がっています。
このワークの特徴は3つ
1.好きなことを話すのは楽しい
2.共通項が見つかると、一気に距離が縮まり、10年来の親友になる
3.相手のことを覚えやすい
※名刺交換だけのあいさつだと、久しぶりに会ったときに
「どこの会社の、何さんだっけ?」となってしまいます。
応用法はたくさんあって、例えば
★人事異動直後の職場で
★クラス替え直後の学校で
★知らない人も多い集まりで
★創造的な発想が必要な会議の場で
★合コンで(カップル誕生率が高まります)
実は、この偏愛マップは、明治大学教授の齋藤孝先生が発案されました。
「偏愛マップ」という本も出ていますので、ぜひ読んでみてください。
コミュニケーションのヒントが満載です。
次は、偏愛マップで名刺を作るということにチャレンジしてみようかと考えています。