彼女達が舞台に立つ日まで④ | 「TUTU」 ma vie de danseuse classique

彼女達が舞台に立つ日まで④

「慣れ・だれ・崩れ=去れ」

劇団四季・浅利慶太先生のお言葉。。


毎日毎日練習や本番をやる日々の中で

良くない慣れやだれや崩れが生じてくる


しょうがない事なんだけど

プロの世界でしょうがないは通用しない。

私達には毎日の本番も

お客様はその日1回の舞台を楽しみに劇場にいらっしゃる

たくさんのお金を使っていらしてくださる


「慣れ・だれ・崩れ」のある舞台を観たお客様は

もう2度と観たいと思わないであろう。

そんな1回を観せてはいけない。


だから、そう言う事が起きた人間は

劇団には置いておけないから去れ!

(正解には去ることになる😅)


なんて話です😄

この事を丸々子供達に求めてはいけないと思うし、言わないけど。。


飽きてくるのです。子供達。。

練習始めて1ヶ月ちょっとなのですが。。

まぁそこがまだまだ小さい子達で。。

振付覚えたし!

「上手〜!」て言われたし

私出来てるし!

。。的な🧐部分が見える

そこで安心して成長が止まる。


「褒めて育てる」だけの文化はその人の受け止め方によりけり。悪い方向にすらいく!


すぐに結果を出すこと

すぐに答えが分かる

私が子供の頃に比べたら、全く違うスピードを求められる世の中で育つ子供達。


ただ。。

「積み重ねることで出来ていく形・努力」

を忘れてはいけない。

今回のコンサートの事だけに言っているのではなく

その訓練をしている人としていない人では未来が違う


そんな訳で。。

今日の私は浅利先生のお言葉を思い出し

またその意味や気持ちがよ〜く分かり。。


「みんなで話し合いなさい」と課題を与え

私の空気(殺気)を感じた宇宙人達の図



宇宙人との交信はなかなか難しい

でも本人達が理解し、解決しないと前には進めない

だからコミュニケーションが大事

チームになれるかなれないか。。

この子達の挑戦はまだまだ続く。。