昨今はNPOや市民活動団体との協働について、基本方針を出している自治体が多い。地元の西東京市でも2002年からその動きが始まり、市民からなる「市民との協働推進懇談会」を立ち上げてあるべき協働の姿を検討した。私はその懇談会に委員として参加し、「市民との協働基本方針」策定への提言 」を市に提出した。


この提言を受け、市では市民活動団体との協働基本方針 をまとめ、今に至っているが、3年がたち、今年度は見直しを行うとのことで、素案(pdf) をもとに市民から意見を聴く会が昨日あったので参加した。NPO関係者をはじめとする15-6名が参加され、熱心に意見が出されていた。


協働は、当然のことながら行政と市民とが一緒に取り組んだほうがよい課題に限って行うべきであり、協働自体が目的にならないようにしなくてはならない。また対等な関係であれば、資金の流れは別にして、方針の違いにより場合によってはケンカもできる緊張関係も必要だろう。市民活動団体側も、対等な関係を担保していくためにも行政に依存しない財政構造を目指す必要がある。


今回の素案には市民活動支援センター設置の検討も盛り込まれた。現在市内には、私も運営に関わっているボランティア・市民活動センターNPO法人連絡会 といった市民活動促進のための民間団体が存在している。新しく立ち上げるセンターの機能については、こうした既存の組織も交え、市民参加でしっかりと議論する中で検討していくべきだろう。


(東京事務局長 坂口隆和)

年始のあいさつを伝える大切な年賀状。みなさん失敗した年賀はがきはどうしていますか?

今年はぜひシャプラニールのステナイ生活へ送ってください。1枚から受け付けています。


集められたはがきはバングラデシュ・ネパールのストリートチルドレン支援や成人識字学級の運営など、シャプラニールの活動資金になります。

[送ってほしいもの]

・書き損じ、未使用の官製はがき(年賀状、かもめーるなど)※未投函のものであれば古いものでも構いません。

・未使用切手

[協力方法]

封筒やダンボールなどに入れて送ってください。

[受付期間]

2008年3月31日まで


[送付先]

〒169-8611

東京都新宿区西早稲田2-3-1

シャプラニール 

ステナイ生活宛

詳細はキャンペーンサイトを見てください。

http://www.shaplaneer.org/sutenai/hagaki.htm

<問合せ先>

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会

ステナイ生活 担当:中村

TEL: 03-3202-7863  FAX: 03-3202-4593  

E-mail: sutenai@shaplaneer.org

ご協力よろしくお願いします。

(東京事務所 インターン山口)


今回のサイクロンの被害の中でちょっと不思議に思っていることがありました。1991年のサイクロンでは家の屋根などに使われているトタンが暴風で舞い上がり、それが空飛ぶ凶器となって多くの人が大怪我をしたり、亡くなったりしたと聞いていたのですが、今回はトタンで大怪我をした、という話をほとんど聞かないのです。91年に比べればバングラデシュ全土ではトタン屋根のの家は確実に増えているはずなのに、なんでなんだろう?

被災地のバゲルハットから帰ってきたダッカ事務所のポリモールにこれについて聞いてみました。


ポリ「そういえば今回はトタンでの怪我ってほとんど聞かなかったね。それより今回は倒木による被害が大きいよね」

私「でもなんで?トタンの家は昔より増えてるはずでしょ」

ポリ「うーん、バゲルハットのショロンコラあたりのことでいえば、あのへんは元々トタンの家は少なかった、ということはいえるかもね」

私「トタンの重さは?昔と今と薄さが違うとか?」

ポリ「うん、いいところに気がついたね。そういえば昔のトタンてすごく重かったよね。僕が子どものころは1枚のトタンをおとな二人でようやく持ち上げてた記憶があるけど、今は4枚重ねてラクラク持ち上げられるからね。」

私「え?逆かと思った。昔のほうが軽くて簡単に飛んだんじゃないかと思ったんだけどそうじゃないの?」

ポリ「逆だよ。昔のトタンは重くて厚かったから、それが飛んで当たると大怪我して大変だったんだよ。今のトタンはペラペラだから、今回のサイクロンでも飛んで木にひっかかったりしてたけど、あれに当たってもそんなにひどい怪我はしないと思う」

私「ふーん、そうなのかなあ。木はどうなの?」

ポリ「今回被害が大きかったクルナ、ボリシャル地方は91年に被害が大きかったチッタゴン方面に比べると大木が多いんだよね。でもその多くは自然にそこに生えてる木じゃなくて移植した木なんだ。今回根こそぎひっくり返った木の根をいくつも見たけど、太い根っこの部分が短くて細い根ばっかりだった。ある程度苗が大きくなってから移植してるから、しっかり根を張ってない木が多かったんじゃないかな。」


以上はまだ昼休みの雑談レベルの話で、ちゃんと根拠を確かめたわけではないのですが、これからこういった事柄についての事実もだんだん明らかになっていくんじゃないかと思います。


バゲルハットとボルグナの被災地に行っていた2チームが戻り、ダッカでの私の調整業務もひと息ついたので、あさってからバゲルハットとゴパルゴンジに自分で行ってくることにしました。ノートパソコンとモデムつき携帯電話を持っていくので、うまくいけば「写真入り現場レポート」が送れるかもしれません。


(ダッカ駐在員 藤岡恵美子)