雨が1週間以上続きネパール各地で洪水や地滑りの被害が報告されている。Nepalnews.com によると、東部平野(タライ)および丘陵部で約8,000世帯が、バンケ、バルディアの2郡で3,500世帯が洪水や地滑りの影響で家を離れた状態におかれているという。被害がひどい西部タライのネパールガンジではここ2日停電になっているそうだ。いかんせん情報が少ないため、知り合いやNGOなどから情報を集めようと考えている。ちなみにカトマンズでも雨は降っているものの、災害が起きるほどではないようだ。


(カトマンズ駐在員 藤岡文子)


わたくし先日点滴を打った後、一度は回復したかと思いきや、その後あらためて風邪を引きなおし、咳が止まらず声もすっかりハスキー、まるでボリウッド女優のラニ・ムケルジーのよう。(これはわかる人だけわかってください)。そういう状態で毎日会議だと、ますます治りません(泣)。病院に行くヒマもなし。バングラデシュの週末にあたる金曜も土曜も終日会議。そんなわけでとてもブログを書く余裕がなかったんです。


なんでこんなにしつこく会議をやっているかというと、今年新たなシャプラニールの5ヵ年計画を策定し、それに合わせて現状分析とか国別戦略をどうするか、とか、海外活動実施に必要なガイドラインやパートナーシップ・ポリシーの整備とか、英語版を作ってスタッフやパートナーとシェアするとか、そういったことをエイッとまとめてやろうとしているからです。毎日頭を絞ってとってもしんどいのですが、こういうものが十分できてないと現場の人間(つまり私たち)は余計辛くなると思えば、この機に一気にがんばらねばなりません。


私はこの会議のあと、8月上旬から10日ほど一時帰国の予定なのですが、もう絞りカスのようなヘロヘロ状態で日本に帰ることになりそうです。もっともこの作業は今回だけではとても終わらず、今年いっぱいは会議→宿題→会議→宿題の繰り返しになるでしょう。


さて、今日書きたかったのはそういうグチではなくてべつのことです。夕方、会議のあと、出張者たちと晩御飯を食べに外に出るついでに、ダッカに新しくできたばかりの5つ星ホテル、ウェスティン・ホテルをのぞきに言ったときのこと。ロビーできょろきょろしていると、いかにも高級ホテルのマネジャーらしい、制服をぴしっと着こなした貫禄あるバングラデシュ人男性が私たちに声をかけてきました。彼に、初めて見に来たんだけどここはどんなレストランがあるの?と聞くと15日前にオープンしたばかりという素敵なビュッフェ(お寿司もある!)のあるレストランを案内してくれました。美味しそうだねえ、今度来るね、と言うと「ぜひぜひ」と名刺をくれました。肩書きをみるとDirector of Sales and Marketing、かなりエライ人みたいです。

で、彼に私たちの仕事を聞かれ、シャプラニールってNGOで働いてるんですよ、と答えたら、「おー、シャプラニール。よく知ってますよ」と言うんです。なんで?と聞いたら、「だって有名でしょ」だって。そんなに有名とは思えないので、彼の出身地を聞いてみたところ、ノルシンディ県のナラヤンプールだと。シャプラニールが長く活動してきた地域の、まさしく「地元の人」だったのでした。元シャプラニールの地域活動センターで、今は独立してノルシンディ県で活動するローカルNGOとなったPAPRIの代表、バセッドを知っているかと聞いたら、「知らないわけないでしょ」とのこと。

彼がどんな経緯で5つ星ホテルのマネジャーレベルの仕事をするにいたったのか、彼の実家がどんな家なのかは聞きませんでしたが、スマートな制服のホテルマンがいきなり身近な「うちの地域の人」に変わった瞬間でした。

こういうことがたまにあります。ダッカの空港のイミグレーションで仕事を聞かれ、シャプラニールの名前を出すと、あー私は○○の出身なんでよく知ってますよ、昔あそこでスタッフの交通事故がありましたねえ、などと言われてびっくりしたり。

活動地域はごく限られているとはいえ、35年も活動してきたのだから、その間になんらかの形でシャプラニールと袖すり合った人は相当な数になるはず。そういう人と、ふと思わぬところで出会うと、ちょっと嬉しくなります。中にはシャプラニールと聞いてよい思い出を持たない人もいるでしょうけどね(笑)


(ダッカ駐在員 藤岡恵美子)



フェアトレード商品を扱うクラフトリンク南風を運営するシャプラニールでは阪神タイガース承認の「トラカムバック」の販売をします。このバックは「2025年の持続可能(サステイナブル)な地球」をテーマに掲げる2025プロジェクトと、クラフトリンク南風を運営するシャプラニールとの協働により開発されました。バックの角には阪神タイガースのロゴもついています。

(一例)

トラに優しい、人に優しい「トラカムバック」を買って世界の輪

「トラカムバック」の購入はトラへの優しさ、人への優しさにつながります。

①売上金の一部が「トラ保護基金」に寄付されます。

世界に残る野生のトラはわずか5000頭。この100年で95%の野生のトラが減り、ではおよそ1日に1頭のペースで密猟によって殺されているといわれています。(出典:NPO法人野生生物保全論研究会)生物多様性の危機にある地球。野生のトラを応援しましょう。

②ネパールの厳しい状況にある女性たちの支援になります。

適正な賃金を支払うフェアトレード~

ネパールは野生のトラが生息していている地域のひとつ。バックの生産団体WSDP(Women's Skill Development Project)は低カースト、障がい者、ハンセン病患者など、より生活状況の厳しい女性を優先的に採用し、手工芸品の生産をしています。

バック1個に使われる布を織るのに約2日、その賃金でお米約4kgを買うことができ、私たちがバックを購入することで、継続的かつ安定した仕事づくり・女性たちの自立支援に役立ちます。


【生産者の声】


グルンさんは、お母さんと二人暮らしをしています。彼女はポリオを患っていて足が不自由なので、松葉杖を使わなくてはWSDPの生産センターに来ることができません。
WSDPの生産者たちはセンターに来るほか、自宅に布や糸を持ち帰って子どもたちの世話をしながら生産に取り組むこともできるのですが、彼女は松葉杖をつきながら歩いて30分かけてセンターにやってきます。

なぜ?と聞くと、彼女は答えます。「一人で仕事をするよりも、みんなで仕事をした方が楽しい。仲間に会うのが楽しみなの。」 また、彼女が初めてお給料をもらったとき、けっして大きな額ではなかったけれど、「自分でお金を稼いだんだ。」という満足感と自信につながったと言います。


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さぁ、トラファンの方!そうでない方も「トラカムバック」をもって、おでかけしましょう。夏はすぐそこ!

トラカムバック購入されたい方、もっと詳しく知りたい方はコチラ↓

http://www.rakuten.ne.jp/gold/craftlink/tigers.htm

(東京事務所 インターン山口)