10日(土)はお休みをいただき、全国学童保育研究集会 に土日の二日間、参加した。この集会は、「学童保育を良くしたい」という人たちが、日本全国から集まって学習したり交流したりするもので、1964年に始まって今年で42回を数える。参加者は何と4600人。マンモス集会だ。
私は、3人の子どもが足掛け9年間、学童クラブにお世話になって
いることもあり、ずっと地元の学童クラブの保護者会の連合体である連絡協議会のヒラ事務局員を務めている。学童クラブ(学童保育)
とは、保護者が共働きだったり、保育に欠ける状態の学童を放課後に預かる施設で、元々は民間で立ち上がったものだが、現在では、公設公営、公設民営(民間委託)、民説民営など様々な形態がある。
今年の5月現在、学童保育数が1万6652か所、入所する子どもの数が74万人で、共働き家庭が増えている中、入所もどんどん増加する傾向にある。
一日目は全体会で、両国国技館を貸しきって行われた。一年間の基調報告や事例報告、記念講演など。記念講演では山田洋次監督の映画「学校」のモデルになった夜間中学の元先生、松崎運之助さんがユーモアたっぷりの、しかし泣かせどころいっぱいのお話を聞かせてくれた。
二日目は会場を中央大学と明星大学に移して分科会が行われた。私は一日目が参加者、二日目は分科会の会場の張り紙やアンケート取りなどのボランティアだった。担当の分科会は、「学童保育施策をめぐる動きと改善運動」というテーマで、民間委託や指定管理者制度の問題点や課題について熱い議論が繰り広げられた。お手伝いで参加したのについつい三回も発言してしまった。 やはり議論好きだ。
それにしても子どもたちの放課後をどう良くしていくのかについて、これだけたくさんの人たちが真剣に取り組んでいるんだなぁと感動しつつ、地元でもがんばらねばと思った。チカラをもらった集会だった。
(東京事務局長 坂口和隆)