小さな地球なのに知らないことばかり・・・
始めまして、高樹沙耶です。
どうぞ、これからお付き合いの程、お願いします。
私は今、ピースボートという船に乗り、紅海を航行中。
今までの船旅での最長は、東京港竹芝より、小笠原諸島までの25時間。
今回、私はアフリカのケニアからエリトリア・エジプト・クロアチア・ベニスというほぼ1カ月という間の船旅を体験中です。
新しいことにチャレンジをするという事は、まず自分の無知を実感するところから始まる。
ピースボートの船内にはいろいろな学びの場から楽しみを共有するイベントまで様々な場に触れることが出来る。次の寄港地の情報の一つから学べる事がありがたい。
寄港地のツアーは様々なチョイスが出来ます。
地域の人々との交流、観光、エコツアー、ボランティア的なツアー。
さんざん旅番組で旅をしてきた私は、今回ケニアでは孤児院を訪れることにしました。
貧困、早期結婚、売春、いろいろな問題を抱えた地域にある孤児院のアガペの家を訪ねました。
そこには幼稚園から中学生くらいまでの子供たちがいます。私たちが着くと、たちまち子供達に囲まれ、手を取られ、中に案内されました。
その出会いは最初から最後まで、担当が決められていたかのように、いつもそばから離れないのでした。愛情を求める素直な行動に胸が熱くなってしまいました。
私たちは、15人くらいの少人数のツアーでしたが、子供達の美しい笑顔と瞳にすっかり心を癒されてしまい、何か出来ることがあればと、初めて集まった私たち日本人の仲間の心を一つにしてくれたのです。
ピースボートでは、自ら体験し、自分の目で体で心で感じる事に重きを置いています。
まず、受け身の流されている情報ではなく、本当のことを知ることから始めるそれぞれの多くの体験は、それぞれ人の心に種をまき、それぞれの育て方で、いつか花が開くでしょう。