さくらももこ先生

 

今から10年ほど前になるでしょうか。

妻の所属する吉本興業に一通のお手紙が届きました。

郵送で送られてきた手紙には「さくらももこ」と書かれていました。

妻がさくら先生の本が好きで、それを番組か何かで紹介していたのを見ていたらしく

そして、さくら先生が、当時やっていた、リチャードホールという番組の妻のやってたコントが大好きでいてくれて、

その手紙には直筆で、沢山の言葉が書いてありました。

妻が興奮気味にその手紙を家に持ってきました。電話番号もあります。

妻が「これ、本物かな?」と。そりゃそうですよね。手紙を郵送で事務所に送ってくるわけないよなと。

だけど文字は本とかに出ている

さくらももこ先生の見たことある文字。

おそるおそる妻が電話すると・・・・その番号、さくら先生が出たんです。

 

そこからです。

さくら先生が僕ら夫婦のことを気にかけてくれて。

ゴハン行ったり

自宅に遊びに行かせて貰ったり。

僕らは披露宴をやってなかったので、結婚10年目で「感謝の宴」と言って、

10年目の小さなパーティーを開きました。

そこにもさくら先生、来てくれて。

 

いつも「みゆきちゃ~~ん」「おさむちゃ~~ん」と言ってくれて。

そして笑福が生まれた時には本当に本当に喜んでくれて。

 

笑福も連れて一緒に遊びに行った時には、「えふく~~~ん」とあの声で。

 

人に褒められる。認められると言うのは生きていく上でとても大事なモチベーションです。

妻はあの時、さくら先生に褒められたことが、芸人としての生きていくモチベーションの一つになったはずだし。

 

なんだろう。

僕ら家族にとって、さくら先生は太陽みたいな人で。

いつもニコニコ見守ってくれて。

 

本当に、本当に、さくら先生、ありがとうございました。

そして。

お疲れさまでした。