昨日のブログで書いたことがネットニュースになりまして、しかも、ちょっと間違った感じで「大島美幸 旅先でお漏らし」と書いてあったのですが、旅先じゃないです!
家です!

旅先だと困るけど、家だからもっとやっかいなんです。


昨日は、冬休み4日目。僕は家で一人映画ツアー。

朝10時55分から「百円の恋」を見て、そのあと「あと1センチの恋」を見て、一回、DVD見て、夜、「ゴーンガール」見ました。
クタクタです。
何やってんだって感じですが、クタクタ。

で、本当に本当に熱く感動した映画「百円の恋」。
これはすばらしい。
この一本の映画見れただけで、正月に海外旅行に行くよりも価値があったと思ってます。

この映画、安藤サクラさん演じる32歳のダメな女性。
親と同居し、恋愛もしたことなく、ゲームばっかりやってるダメ女。
が、一人暮らしを始めて、コンビニでのバイト生活を始めるのですが。
近くにあるボクシングジムの前を通る度に興味が出る・・・

今までずっとダメな人生を歩んできた主人公が、とあることをきっかけに、ボクシングに目覚めるという話。
まさに女ロッキー。

これね、ボクシングを始める前のダメ女と、ボクシングを始めてからのギャップ。
めちゃめちゃ動く。
それを安藤サクラさんが完璧に演じている。
しかもオーディションで勝ち取ったんだとか。

いやー、もう見ててね、最後の方は、熱い涙が出る。
物語だけじゃなくね、この映画に挑んでいる安藤サクラさんのドキュメントとかも乗っかってるように見える。
魂削りまくるとはこのこと。

安藤サクラさんじゃないと出来ない
今の安藤サクラさんじゃないと撮れない。

なんかね、妻の出た「福福荘の福ちゃん」は妻にしか出来ない役だと思いまして。
この安藤サクラさんの百円の恋もそれでね。

すごい女優さんですね。
海外の女優さんは、一線越えたチャレンジすること多いですが、日本の女優さんは、やはり一線の中にいる人が多い。
たとえば、裸になることもそうですが・・・

いや、すごい映画見させていただきました。

この映画を見て感じたことは、結局、変わるか変わらないかは自分自身だと言うこと。
失恋や家族のことをきっかけに、変わる人いますが、あれは、それがたまたまきっかけになっただけで、変わるタイミングを探していた。
だけど、実際に変わるために進むことが出来るのもその人の才能であって、勇気であって。

自分も今年、変わりたい!と思ってるところがあって、だけど変わるには勇気が必要。

僕がこの世界で放送作家だけで本気でやっていこうと思った時に、大学をやめました。
大学を辞めるときに、最後の手続き。
事務室に行き、事務員の方が資料に判子を押して「これで大丈夫です。お疲れさまでした」と言いました。
それで中退決定。
一言も「もうちょっと考え直したら?」とか言ってくれません。
高校だったら言うかもしれないけど、普通に判子押しておわり。
そのときね、それが世の中なんだと感じました。
今現在、お金を大学に払わなくなった僕には興味はないわけで・・・
自分になんか興味ない。
それが世の中なんだって感じまして。

だけどね、それに気づけて、事務室から大学の校門に向かい、校門を出る瞬間。
自由になれる気がしました。
怖かったけど、自由。

変われるか変われないかって、結局変われない人は、変わろうと本気で思えてないだけなんじゃないかと思ったり。

なんか、そんなことを感じた「百円の恋」。
最高。

どうでもいいけど、さっき「校門」と打とうとしたら「肛門」と出てきた。
これじゃまた昨日の話になっちゃう。

で今日は聞きます。
みなさんは、今、「変わりたい」と思う気持ちありますか?
気持ち、ある?
ない?
変わりたいとしたら、どう変わりたいですか?

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