テレビ界の暴露と告発ですか?
とよく言われます。


めでたく僕の新しい小説「名刺ゲーム」 が発売になりました。

テレビ局のプロデユーサーが名刺にまつわるゲームに参加させられる話なのですが、この本の取材の度に言われます。「テレビ界の暴露と告発ですか?」と。
そんなつもりはありません。


ただ。
僕が20年以上、放送作家として仕事をしてきて、テレビ界で見てきて、いろんな人への怒りとか憤りとかをベースに物語にしました。

主人公である「神田達也」は人気番組のプロデユーサーです。
この人を通して、クイズ番組、バラエティー番組がどうやって作られているかをかなり詳しく書いています。

みなさんが見たら、「こんな風に作っているんだ」と思うこともあるでしょう。

で、そんなプロデユーサー「神田達也」に怒りを持っている人が何人か出てくるわけです。

僕が見たこと、そして噂で聞いたことなど、テレビ界のいろんな膿をまとめている部分があるので、テレビ局の人が読んだらドキっとする人も多いわけです。
だけどね、そういうことに対して怒りを持っている人も多いわけだから、
だから僕は暴露とか告発とか思ってなくて、しかも、こういう怒りとかってどこの業界にも通じるところがあって。

だからね、すごく納得してくれるところ多いと思います。


一つ、
この物語について、
テレビとやらせについて書かれているところがあります。
この小説はSPAで連載していまして、その物語がSPAで掲載された時に、自分の番組でやらせ事件が起きてしまい、番組は終わりました。
正直かなり驚きました。
ここの部分は、想像で書いた部分が大きかったので、まさか自分の担当番組で起きていたなんて・・・と。しかも掲載された週に、そのことが世間に出まして。

だから今回、小説として発売するときに、まるで僕がテレビ界のことを暴露するように感じる人もいるんじゃないかと思い、一瞬、考えましたが、

書いてるときに「こういうことは起きてほしくない」と思い書いた部分も多かったので、逆に、この本を読んで、感じて、同じことが起きないようにと思っます。

テレビの
パワハラとか、キックバックとか、刺激的に感じる所も多いと思いますが、あくまでも、全体は、父と子供との物語が主軸になっっています。

いろんな見方があると思います。

是非、読んでみてください!


で、「名刺ゲーム」 発売記念。
せっかくなんで、みなさんのテレビの疑問や質問にお答えしたいと思います。
このブログでこんなことやるの初めてですが!

みなさんが、なかなか聞くタイミングないと思うので、テレビに対しての質問・疑問、是非コメント欄に書いてください!
その中からいくつかピックアップして、このブログで答えたいと思いますので!

みなさんのテレビの疑問、質問、ありますか?
それはなんですか?


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