昨日、ついに見に行きました。妻の主演映画「福福荘の福ちゃん」。
見る前は超ドキドキして。
なんか、試写会の会場に着いて、当然、周りの人は僕のことをチラチラ見たりして。
今まで色んな映画見てきたけど、こんな気持ちになったことなくて。
自分が脚本で関わった映画とかを見るのとはまた違って。
だって妻が主演していて、しかもね、おっさん役なんですよ。
そして映画が始まりました。
物語は、福福荘に住む、福ちゃんという男(妻が演じてます)の日常と小さな恋の話。
藤田容介監督が何年もかけて脚本を書いて、作り上げたもの。
まず純粋に映画として。
すごくすごくおもしろかった。
コメディーというよりも、これは人間喜劇です。
色んな悩みや苦しみは、俯瞰で見ると喜劇に見えるとチャップリンは言ってます。
まさに、そういうもので、日常を俯瞰でとらえて、喜劇に仕上げている。
すごく丁寧で、しかも笑いどころがすごくちゃんとしていて、試写会場でも何度も笑いが起きて。
すごいのが、よくあるシチュエーションじゃないところを何個も作り、
笑いを作っていく。
でね、前半のこの喜劇の部分と、後半にかけての物語。
もう見ている途中から、そこにいるのは、妻じゃなくて福ちゃんでね。
完全に福ちゃんを応援している自分がいて。
福ちゃんは、過去に、友達にひどい裏切りにあっています。
それがトラウマになっているんです。
うちの妻も、学生時代、激しいイジメにあっていて、それが芸人なるきっかけになって。
だから、その役と妻が同化している感じがしました。
そのシーンはすごく胸が締め付けられてね。
僕の中では福ちゃんの中に妻が見えて、でも、それが福ちゃんで。
涙が出てしまうシーンもありまして。
最終的に見終わって、本当に本当に本当によかったって思いまして。
今、こうやって感想書いていても、伝えたいことが多すぎて、よく感想を書けません。
これだけちゃんと感想が書けない映画は初めてかもしれません。
ただ、言いたいことは、
藤田監督、あんな素敵な映画を作ってくれてありがとう。
妻よ、すばらしかったよ。
と、まずは、これなんです。
荒川さん、水川さん、そして他の全キャストすばらしくて。
海外でみんなが笑う意味も分かります。
本当に一粒の素敵な映画。
来月公開ですが、本当に沢山の人に見ていただきたいですね。
妻はこの映画のプロモーションの為に、来週から一ヶ月くらい、テレビの収録などに復活します。
またたびたび、この映画の話は書かせていただくとして。
いやー、なんか、福ちゃんのおかげで気持ちがいいです。
改めて、妻よありがとう。
みなさん、
最近、ちょっと気持ちよかったこと、ありますか?
あったら教えてください!
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