朝井リョウさんの新作「世界に地図の下書き」を読みました。
とある施設に暮らす子供たちの数年の物語。
朝井リョウさんらしく、なかなか人が刺さない部分をチクチクと刺すので、時には痛々しく、辛い。
だけど、そこには未来と希望が見つかっていくんだけど、その未来と希望もリアルですごくいいんですよね。
自分が中学か高校の夏休みにこの本を読みたかったなと。
しかも夏休みね。
夏休みって、文庫のフェアとかやっているから出会いやすいよね、本と。
高校の夏、赤川次郎、めっちゃ読んだな。
で、朝井リョウさんの「世界地図の下書き」の中のかなり好きな一文、紹介させてください。
ーいじめられたら逃げればいい。笑われたら笑わない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、その相手が本当の家族だったとしても離れればいい。そのとき誰かに、逃げたって笑われてもいいのー
すごく好きだな、ここ。
リセットできるすごさ。
時には逃げることだって必要。
逃げないと守れない時もあるよね。
逃げることが前に進む時になることもある。
皆さんは、過去になにかから逃げたことありますか?部活をやめた
会社をやめた
婚約をやめた
なにから逃げましたか?
後悔してますか?
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