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本日のゴロウデラックスで、また出させていただいてます。

今日は夫婦で出てます。
と言っても僕にドッキリなんですが。


本日は、写真の写真集を僕がプレゼンさせて頂いてます。

カメラマンのアラーキーさん、ご存じと思いますが、そのアラーキーさんの写真集。「センチメンタルな旅・冬の旅」です。

アラーキーさんと言えば、過激な写真集・・・みたいなイメージを持ってる方も多いと思いますが違います。


この写真集。奥さま、陽子さんを撮影した写真集なんです。

前半は、新婚旅行に行った時の写真。

なんと奥様のヌードも撮影しています。

そして後半は・・・・。

妻の陽子さんが癌を宣告されてから亡くなって行くまでを撮らえた写真集。

癌になってから闘病生活を撮影・・・というものではなく、その心を撮影したものです。


亡くなり、棺の中の陽子さん。
火葬場から仏様になって出て来た陽子さん。

そんな陽子さんも撮影しています。


愛があれば、その愛に終わりもあって、でも、その終わりには続きがあって。


その写真集には、アラーキーさんの言葉と、妻、陽子さんの手紙も書かれていて、それを僕ら夫婦で読んでいます。


愛し合う夫婦の別れ。


これを読み、色んなことを考えてしまいました。

もし自分ならどうするのか?

もし、妻が癌宣告をされたら、自分に出来ることがあるのか??

そして考えます。

もし、自分がカメラマンという職業だったら、それを撮ろう!という気持ちになれるだろうか??

写真におさめて、何かを伝えたいと思うだろうか?と。
仮に思えたとしても、そこには凄いパワーがかかります。


でも、僕は思いました。

僕も同じことをしているかもしれないと。


二人の愛の奇跡を死を通じて、写真を通じて撮影するかもしれないと。


本当に素敵な写真集なんです。

今日のゴロウデラックスで写真と文を全部紹介しています。

これを見て、もし感じることがあったら、手に取ってみてください。


そこで聞きます。
もしあなたがカメラマンだったとして、愛する人が余命宣告をされた。

あなたはその「死」を撮影することが出来ますか??
考えてください!



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