鈴木おさむオフィシャルブログ「放送作家鈴木おさむのネタ帳」Powered by Ameba-2011071918130000.jpg

本屋さんに行くと、夏のお薦め文庫フェアみたいのが始まってます。

僕は、ああやって夏の課題図書フェアみたいなのを本屋で見ると「夏だな~」って感じするんですね。


なぜか学校でお薦めする課題図書っておもしろくないものばっかりだったな~。

最近はどうなんだろ??

おもしろい本も多いから、夏の課題図書もおもしろいのかな。



僕の「芸人交換日記」、本気でどっかの高校が課題図書にしてくんないかな?とか思ったり。

高校3年生に凄く読んで欲しい。

僕は高校3年の時に、今の「放送作家」をしたい!って思いました。

だから東京出て来てすぐにそれを目指しました。

高校3年の時に、大人になってやりたいことが見つかるかどうかって大事。

だから読んで欲しいな。

芸人交換日記。



もし自分が中学・高校の先生だったら何を夏の課題図書にするかってちょっと真剣に考えてみる。

自分が読んできた本の中で、お薦めできるものってあるかな。

あ、あった。「夜のピクニック」。

これ、高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」ってのが高校であって、それは全校生徒全員が夜を徹して80キロを歩き通すってイベント。


それを通して、女子と男子の様々な恋の思いとか悩みが交錯する。

本当に小さな小さな話なのに、ドキドキする。

これを高校の時とかに読んでたら、夏の夜がもっとドキドキしてただろな。

好きな子の顔とかが浮かんで、たまらなかっただろうな~。

だからお薦めしたい。


僕らが高校の頃は携帯電話もないから、好きな子の家に電話するだけで大変。

まず最初にお父さん出たりね。

自分の部屋まで電話引っ張って行って、こそこそ話したり。

ドキドキしたな~~~。

この感覚が分かるのも、オーバー30だけ??


皆さん、もし学校の先生だったら、夏の課題図書に何を勧めますか??

真剣に考えるとなかなか面白いです。




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