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今夜、ドラマ「生まれる。」、9話です。

今日含めていよいよあと二回。



今回は、一気に冒頭から臨月まで飛びます。

愛子さん、9か月です。



その間に、家族がどんな成長を見せているのか??

そして、いよいよ来週の出産に突入です。



今夜は、愛美の取材対象として、一人の女性が出てきます。

友近が演じる女性です。



この女性は、妊娠中に、子供が産まれても数時間しか生きないかもという宣告を受けます。

そして出産した。



子供は数時間たって、天国に行きます。



今回、ドラマを書くにあたり、色々な調べ物をしていたらそういう病気があるのを知りました。


お腹の子がお腹の中で死産、もしくは、産まれてもすぐに亡くなる。

それを分かって出産する母親。


そういう方の本やブログも読ませて頂きました。


まだ中絶が許可される時期に、そのことを知る母。

産まれてもすぐに死んでしまう。


この時、どうするのか??

ちょっとだけでも会いたい。だから産みたい・・・と思うか。



その悲しみを背負って産むのは辛すぎる・・・と思うか??



色んな気持ちでの選択があります。


愛子さんが臨月である今回の話の中に、どうしてもこれを入れたかった。

妊娠中の人が見たら、重い気持ちになってしまうかもしれない。

でも、ここでこの物語を入れたかった。



考えてしまいます。

もし、自分の妻が妊娠し、そして産まれて来てもすぐに死ぬと分かってたら、

妻に何て言うか??

産みたいと言っても、絶対に訪れる悲しい現実。

それならば、その前に・・・と思ってしまうかもしれない。



どうするんだろう。

考えてほしいです。


あなただったらどうするのか??

考えるドラマ「生まれる。」9話。


感想も是非!



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