鈴木おさむオフィシャルブログ「放送作家鈴木おさむのネタ帳」Powered by Ameba-2011050115000000.jpg


写真は、映画評論家のアリコンさんが送ってくれた誕生日プレゼント。

スリラー。

ありがとうね!





ドラマ「生まれる。」の二話で、大杉漣さん演じる近藤先生が

田中美佐子さん演じる51歳の主婦、愛子に「おめでとう」と言うシーンがありまし
た。

愛子は、前に行った病院では、妊娠が判明した瞬間に「おめでとう」と言って貰えな
かった。

だけど、近藤先生は、まず言う。「おめでとう」と。

近藤先生は、産婦人科には色んな人が来る。事情があって、産む人ばかりではない。

だけど、一度、宿ったからには、その後、どんな選択になろうとも、

一度くらいは「おめでとう」と言ってあげたくて、必ず「おめでとう」と言う。

そんなポリシーの先生。



これを見た、僕の姉が、凄く良かったと言ってくれました。

姉は僕より4つ年上。八王子で保母さんをやってます。

二人の子供がいて、下の子は生まれた時に早産で、生死の境をさまよって

いました。

かなり危険な状態でした。

姉は、その時に、先生も、来てくれた友達や親も、当然、子供の命を心配します。

だけど、姉のその時の思いは、この先どうなるか分からないけど、生まれたことに
「おめでとう」と言ってあげてほしい気持ちがあったそうです。

生まれたことにおめでとう。生んだことにおめでとう。



だから、ドラマの中で近藤先生が「おめでとう」と言った言葉は凄く嬉しかったと

言ってくれました。



姉がこういうこと言ってくれただけで、本当に本当に書いて良かった。



二話の後半で、堀北さん演じる愛美が母に厳しすぎる言葉を言います。

だけど、そう言ってた愛美が、どう変わって行くのか?

どうなっていくのか?

見てほしいです。



ちなみに、僕の母、店が忙しかったとかで見れてなかったらしく、

さっきようやく「見た」というメール。



そこにはこう書いてありました。「よくがんばりました」。

学校の作文じゃねんだから!!



まあ、親は一生親なんですよね。

なんか、懐かしくなっちゃいました。



皆さん、親に言われて嬉しかった言葉ってなんですか??




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