鈴木おさむオフィシャルブログ「放送作家鈴木おさむのネタ帳」Powered by Ameba-2009081814470000.jpg
僕は毎週、雑誌のSPA!を読んでいるんですが、今週号を何気に読んでたら、ブックレビューのコーナーに自分の漫画が取り上げられててビックリ!

これは、僕が以前、今田耕司さん主演で作られていただいた舞台「尋常人間ゼロ」を漫画化にしたもの。

この舞台を普通に見に来てくれたきら先生(「まっすぐにいこう」などで超有名な方)が、見終わったあとに漫画にしたい!って言ってくれて漫画になったんです。

この物語のテーマは、結局尋常(普通)の人間なんて誰もいない!ってこと。

僕は本気で思ってます。誰だって少しは変態な部分があると。

例えば、私のセックスはノーマルです!と言ってる人がいるとします。
僕は、その人に聞きたいです!「あなたは人のセックスをどれだけ見てますか!」と。何を持ってノーマルだと言いきれるのかと。

自分が気づいてないだけで人とはすんごく違うかもしれないし。

人が頭の中で考えてる人なんて絶対にわからないし。
だから僕は思います。「普通の人なんていないんだ!」と。

絶対に誰でも人と違うところってありますよね。

で、その本「尋常人間ゼロ」の中にはもう一本漫画が入ってて「うす皮一枚」と言います。

それは、四年ほど前に書いた舞台です。
悲しい話です。
それもテーマは似てて、世の中のいろんなことはうす皮一枚だということ。

例えば、以前、本当にあった話。凄く愛してる人がいて、その人が重い病気にかかって苦しんでる。
その人を楽にしてあげるために、殺した・・

それは犯罪なのか?優しさなのか?愛なのか?
考え方も色々あると思います。

そんなことをマジメに考えて作った話。

結婚してから、こんなことばっかり考えるようになったんだよなぁ。

おならをして、うんこが出てしまったけど、ギリギリバンツには付いてない。
これって漏らしたのかどうか?うす皮一枚・・・

最後は最低な話でしめてみた。