こんにちは!

兵庫在住の森まきこです。

 

 

わたしは、兵庫県伊丹市に住み、

現在、中3、小5、小1の3姉妹を

育てています。


わたしは15年間、ずーっと

家庭学習法を研究してきました。

 

そして、今日は、

親勉チビーズ協会代表の

いしいおうこ先生の講演会へ

行ってきました。

先生のサインが入った著書つきキラキラ

おうちでできる天才性を伸ばす子育て法

モンテッソーリ教育×レッジョ・エミリア教育式

『0~6才のための天才性を引き出す子育て』

 

 

わが家の子どもたちは、

2才半から、

モンテッソーリ教育の園に

通いました。

 

わたしは、子どもたちと一緒に

通算10年間、通いました。

 

通い始めたころは、園長先生に

「あの方、だいじょうぶかしら?」

と、心配していただくような

未熟な母でした。

 

わたしは、

子どもたちと通った この園で、

母にしてもらったようなものです。

 

 

「子どもは、雰囲気で育ちます」

 

とか

 

「ものごとのほとんどは、

準備が8割~9割」

 

とか。

 

 

「いつもよろこんでいなさい音符

という子どもの聖歌とか。

 

 

わたしは、この園に

通わなかったら、

軸のない母に

なっていただろうな、

と思います。

 

お友達が習い事を始めたら

焦って、マネをしてみたり、

あの習い事が良いと聞くと

飛びついたり、

していたかもしれません。

 

子どもへの声かけが、

今日と明日で

違っていて

子どもを混乱させる母に

なっていたかもしれません。

 

でも、この園で

子どもたちが3年間を

過ごしたおかげで、

わたしは、自分の子どもを

信じることができるように

なっていきました。

 

そして、なにより、

子育てをしていく中で

「この方だったら、

どう対応されるかしら?」

と、思い描ける方に

逢えたことは、

とても幸運でした。

 

どの子にも

モンテッソーリ教育が

実践できたら、

本当にすばらしいと

思います。

 

元ソニー上席常務で

CDやロボット犬AIBOの

開発者 天外伺朗氏は、

著書『「生きる力」の強い子を育てる』

のなかで、

近くにモンテッソーリ教育の

園があるなら

通わせるといい。

というようなことを

書かれています。

 

 

でも、誰もが

モンテッソーリ教育を

実践している園に

通えるわけではありません。

 

そのことは、ずっと、

心ひそかに、

残念だな、と思ってきました。

 

 

 

それが!

おうこ先生によると

家庭でできる!とのこと。

 

 

わが子たちは、

もう、とっくに大きくなりましたが、

どうしても聴きたくて、

講演会へ行ってきました。

 

 

日本中の子どもたちが

こんな風に育てられたら

どんなにいいだろうキラキラ

と思いながら

聴きました。

 

 

そして、最後に

ペイフォワードの話が

ありました。

 

ペイフォワード・・・

つまり、恩送り。

 

著書の おわりに から

引用します。

 

 

自分の子ども以外の子どもを褒めてあげてほしいのです。

(中略)

赤の他人の子どもにこそ、あなたが褒めてあげてください。

 

 

どういうわけか、涙があふれて

止まらなくなりました。

 

子どもたち、どんな子どもも

力いっぱい生きている。

 

お母さんたちだって、

精一杯、子育てしてます。

ただ、時々、

見かけるんだよね。。。

 

ただ、知らないだけなんだろうな

っていう、お母さんに。

 

ちょっとした、子どもの失敗を

子どもの人格を全否定するように

叱ってしまう お母さん。。。

 

きっと、知らないだけ。

 

 

だから、ひとりでも多くのお母さんに、

イヤイヤ期の乗り切り方を

知ってもらえたらなって

思いました。

 

 

そして、わたしは、ふと

わたし自身の子ども時代を

思い出しました。

 

 

近所のおばちゃん。

見かける度に

わたしを、ただ、ただ、

褒めてくれた おばちゃん。

 

あいさつをしただけで、

ほめてくれた おばちゃん。

 

庭先を掃除しているだけで

ほめてくれた おばちゃん。

 

おばちゃんは、わたしに

何を伝えようとしていたんだろう?

 

 

今年、この時期に、

これを思い出したことは、

なにを意味するのだろう?