迷子になった認知症の見知らぬおじいちゃんを
ご自宅へ送っていた話の続きです。






 
色々お話しながら和やかな車内笑い


でも…元義実家方面のため無駄に緊張しながら
いよいよ元義実家に続くメイン道路に入りガーン
 

ドキドキ。。不安
何事もなく通過したい。。


だけどそこは元義父の会社も激近の道だったし

元義実家や会社関係の人の車と
すれ違ったりするかもなーネガティブ

と思いながら走っていました。




すると


まさかの


本当にまさかの 



元夫の車(元私が使っていた車)とすれ違いました


私が選んだナンバーだから一瞬で分かるゲロー


(      ⁽⁽ ⁰ ⁾⁾ Д ⁽⁽ ⁰ ⁾⁾)

で、デターーー!!←お化けか(笑)



まさかの展開すぎて
動悸はしないまでもさすがに動揺…不安




あっちは気付いたかな、、真顔

元々運転中でも周りをめちゃめちゃ見ている
目敏い人だったから多分気付いたよな、、

隣におじいちゃん乗せてるのも見えたかな、、

別に、見られたからってだから何だという
話だけど、偶然とはいえ一番会いたくない人と
すれ違ってしまってしまい
気持ちが沈みまくりましたネガティブ



 

動揺を隠しておじいちゃんと

もうすぐですね〜きっと奥さま
夕飯作ってお待ちですよ!

えー、そんなことないですよぉ(*´ω`*)

とか穏やかムードを保ちつつ

元義実家に着く直前の道を曲がって住宅地へ入り
ナビの通り次の曲がり角を目指すと…


なんと今度は

息子が通っていた
英会話教室の先生のお宅を曲がる道でハッ
(自宅でレッスンされていました)


こ、この道だったのかーーーハッ

元義実家に近いうえ、
当時通っていた教室の角を曲がった先の
お宅だったとは、、

こんな偶然あるのねオエー




なんかもう色々ビックリしながら
おじいちゃんのお宅に到着車ダッシュ

あ、この家です!
ありがとうございました〜!
じゃ、私はここで結構ですので!
大丈夫ですので〜

とそのままお別れしようとしたり

あ、これ私のかな?

と私のバッグを持とうとしたりしてましたが泣き笑い



車を道端に停めると、
気付いた奥さまが出てこられて

こちらも恐縮するくらい
お詫びとお礼の言葉を沢山いただきましたアセアセ

 

いつも近所を周ったらすぐ帰ってくるのに
今日は全然帰ってこなくて…

防災無線(の行方不明者のお知らせ)を
流してもらおうか散々悩んでいた

(別に暮らしている)娘が靴にGPSの機械を
付けてくれていて今回もそれをパソコンで
辿ってくれたのだけど、
主人が同じ場所に留まらずすぐ動いてしまうので
追跡しきれなかった

携帯に電話しても本人は認知症だから
自分がどこにいるか分かっていないし、
タクシーに乗るよう何度言っても乗ってくれず
どうしたら良いか困り果てていた

どうやって呼び止めたんですか?
主人はどんな様子でしたか?

 

奥さま、1日不安でいたせいか
上品な口調ながらもマシンガントークびっくりマーク


私も合間に


ずっとご心配でしたよねアセアセ

たまたま車から降りたところで声をかけられた
のですが、暗くなり始めたところでしたし
声をかけてくださって良かったです

お話が合わないところがあったので
そう(認知)かな?と思ってお電話お借りしました

携帯を持っていたので本当に良かったです!

勝手に車でお送りすることにしてすみません

ずっとにこやかで、ここまで色々
お話してくださいましたよ
奥さまにたくさん謝らないとと仰ってました

きっとたくさん歩いてお疲れだと思います


などお話すると


もう本当に…!
謝らないといけないのはこちらの方にでしょう?!


と奥さまプリプリダッシュ



いいんですよー(笑)
無事にお送りできて本当に良かったです



奥さまは封筒を手にされていて(明らかにお札)

あの、これ、、

どうせタクシーで帰ってくるものだと思って
用意しておいたものなので

えっ!いえそれは本当にいただけません!
私、たまたま介護の仕事をしてまして…
それでお役に立てたなら十分ですし!


と丁重にお断りアセアセ


あら、そうなんですね!

娘とも、謝礼なんて無理にお渡しするのは
逆に失礼になってしまうかもしれないと
話してまして、、

でも、せめてこちらを!!
ちょうどお餅を買ってきたところ
だったんですアセアセこのくらいなら!
 

と、必死に家中から何か渡せるものを
探してくださった感あふれる袋(パンも見えた)
を渡されまして…

ど、どうしようアセアセ

いえ、ご主人と召し上がるために
買われたものでしょうし、お気持ちだけでアセアセ

などやり取りしつつも、

何かお気持ちを受け取らないと
奥さまの気も済まなそうだな…と
結局その袋をありがたく頂戴することにしました。




別れ際、おじいちゃんが

運転には気をつけてくださいねぇ〜
じゃあね〜〜!!

と言いながら
両手をブンブン降ってくださりバイバイバイバイルンルン


奥さまに
こらっ!もう、どの口が言っているんですか!
ちゃんとお礼言ってください!

みたいに窘められていて
ちょっとホッコリしました泣き笑い


って、奥さまは毎日のことで大変だと思いますがアセアセ
 


そんなお二人に見送っていただきながら

あーー無事に奥さまの元にお送りできて
良かったぁぁーーーー!!

と本当にホッアセアセ


もし途中で事故に遭ったら…とか考えたら怖すぎる。。
やはりちゃんとタクシーに乗せるか
110番する方が良いですねショボーン






安堵しながら元の道に戻るべく
その先の道を曲がると、、


今度は義祖父や義祖母が往診で
お世話になったクリニックの前に出てハッ


うわあぁぁーー
こ、ここかぁーー魂が抜けるハッ


あちらの地元だから仕方ないけど、
もう、どんだけーーーー



と もはや恐怖を感じながら元の道を戻ると



なんと


なんと、、


また元夫の車とすれ違いました

 

なんでーー?!無気力

さっきすれ違った時は反対方向に行ったよね?!

戻ってきたの?!

会社も元義実家も通り過ぎたこっちに?!


もう、なんなの、、





おじいちゃんを無事に送り届けた安心感から一転
一瞬でグッタリした気持ちになりましたチーン






あと一回で終わる予定ですアセアセ