気が付いたらまた記事を書き途中で放置していました・・・ガーン

 

さて、タイトルの『4技能のバランス』について。資格試験でも4技能を問われるし、カリキュラムでも4技能を伸ばすように工夫がされていますよね。私もレッスンでは4技能を伸ばすためにどうすればいいか、日々のレッスンで考えることでもあります。

 

 

わが家のバイリンガル育児はというと...4技能のバランスは(まだ)そこまで重要視していません。

 

能力の成長は子ども・環境によっても変わる

もちろん、文字に興味が出てきて、文字らしきものを書き始めたら、

  • 手紙(の一部)を書いてもらう
  • 絵日記を書いてもらう
  • (本人がやりたがれば)ワークブックを使う

など「そろそろライティングも取り入れてみようかな」と、アクティビティを取り入れたり、

 

読みの持久力が付くにつれ、本人が読んでくれそうな本を目の届くところに(そっと)置いたりして、本を手に取るように環境を整えたりはしてきましたが、

 

 

リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングのバランスを取ろう、とはしてきませんでした。

 

 

 

4技能のバランスは日々変わる

 

娘は今8歳ですが、能力的に考えたら、まだまだ日常会話力(BICS: Basic Interpersonal Communicative Skills)の域。

 

 

いずれアカデミックな力も付けていくにしても、当分は遊びや生活の延長線上に英語があります。

 

 

そんな彼女の4技能のバランスは・・・と言うと、「デコボコ」という感じでしょうか。 

 

 

リスニングが他よりも比較的 得意そうで(それも測れないから推測だけど)、リーディングがそれを追う感じ(でも自ら進んで本を手に取るという訳でもない)。

 

 

ライティングは「得意!」という訳ではないけれど、短い日記を付けたり、好きなことを書いたりするのは好き。少しずつルールを覚えているので伸びは緩やか。スピーキングもすごく流暢という訳ではないけれど、考えながらも言葉を選んで伝えようとする感じです。

 

 

でもこのデコボコ具合も日々変わっていくものだと思うし、アカデミックな認知・学習能力(CALP: Cognitive Academic Language Proficiency)が入ってきたら、そのバランスも変わる。

 

 

しかも何をもって「リーディング力がある」と言うかも人によってマチマチ。1日に何冊も読むからリーディング力があるのか、それとも読解問題がきちんと解けるから力があるのか。資格試験を使って測る手もあるけれど、それが正確とも限りません。

 

 

その子のバランスを見つける

 

子どもや家庭環境によっても変わるけれど、年齢が低ければリスニングやスピーキングは伸びやすいかもしれない。もしかしたらスピーキングの前にリーディングが伸びる子もいるかもしれない。

 

 

聞き取れたり、読めたりはするけれどスピーキングが緩やかな子もいるかもしれない。

 

インターに通っていたり、受験だったり、留学だったり、家庭の外で英語能力が点数化され始めたらまた色々とバランスについて検討することも出てくるかもしれない。

 

だけど、そうでないうちは、「4技能をバランスよく」と焦らずに、子どもが得意なことや好きなことを伸ばして種まきをする、というので十分じゃないかなと思います。

 

バランスは子どもによっても違うし、環境が変わったり、子どもの成長とともに変わったりする。動的なもの。

 

 

目の前の子どものバランスを見つけて観察する。そして、焦らず、緩く、長く、バイリンガル育児を続けていけたらいいですね照れ

 

 

 

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