「何でこんなに可愛いのに
赤ちゃんを殺す人がいるの?」
「泣いても、こんなに可愛いのに!」
と。
「そうね、何でだろうね」
と答えたものの…
四六時中お世話をしている人の中には
追い詰められてしまう人もいるんだよと
言った方が良かったのかなと思いました。
責めるのは簡単だけど、
救う事が出来た命も沢山あるはず。
誰もが最初から『完璧な母』では無いし
適度な適当さも必要で…
なのに『完璧な母』を求められる現実。
ほんの少しの息抜きが出来れば
違うと思うけど
現実はそうもいかなくて。
『子育てのベテラン』と思われている私は
相談を受ける事が多々あります。
「出口が見えない暗くて長いトンネルにいるみたい」
そう言われる事も沢山。
特に1人目を出産した後は、
慣れない育児と生活リズムで
暗い気持ちになると思います。
みんな楽しく子育てしているようで、
何処かで抱えている不安や苦しい気持ちを
言いたくても言えない人が
沢山いるんだと痛感します。
私にも少なからず、そういう時期はありました。
だから、
「あなただけじゃないんだよ!!」
と伝えたいです。
私が今、仕事の中でしている取り組みは
『お母さんの雇用』
お母さんが働きやすい環境です。
家に籠るより、
外に出る事が気分転換になればと思っています。
子供を連れて仕事が出来る環境があれば
保育園がお休みでも仕事ができるし
もちろん、
いつお休みになっても大丈夫だと伝えています。
(私はフルタイムで働いていた時に、
子供の体調不良で欠勤の連絡をするだけで
胃が痛くなっていました)
外の世界から、お母さんを切り離さない、
そんな世の中になって欲しいな。
子は宝だけど、
その宝を産み、育てる母もまた宝です。
娘達にはまだ難しい問題だと思うけど、
今の内から子育てを教えるのも
大切だなと思います。
最近は授乳→2時間起きている→1時間寝る
の繰り返しが増えています

それでも、『可愛い』がとまらないのは
大きくなった娘達がいて、
このトンネルから
脱出できる日が来る事を知っているから

それが落ち着いたら、
また違うトンネルに入るけど

でも、それもまたちゃんと脱出出来るし
3歳になったら幼稚園に入るので
それまでは息子と生活出来る貴重な時間

あと3年

長いようで…
あっという間にくるであろうその日まで
眠たい目を擦りながら奮闘します
