一瞬にして世界がひっくり返るのだから

ひっくり返したのは本人ですけどね

私と主人の間にも、本当に色々な事がありました。
許せない事も沢山あったし、
その理由も正直『私が悪い』とは程遠く

周りには、
『それでも何故一緒にいられるの
』

って、何十回と聞かれましたね

『一緒には居れた』けど、
『平気ではなかった』ですよ。
それで結婚して10年の間は本当に色々大変でしたが
その内分かって来た事があったんですよね

子供が少し手を離れた段階で、
(下の子が保育園や幼稚園に行き出してから)
『子供ファースト』から
『主人ファースト』にチェンジしたんです

もちろん、子供を放置するとかでは無いんですよ

子供達だけの時は、子供ファースト



主人が帰ってきた瞬間からは
主人を特別扱いしてあげました

男の人って(ウチの主人は特に)
結局子供なんですよね。
自分が1番で居たい気持ちが
変わらないんだと思います

夜ご飯も、主人専用のメニューを用意したり
寝る前に足を揉んであげたり(営業職なので)
主人が飲みに出たら迎えに行ったり…
そして、主人の前では
女性でいる事を忘れないようにしました。
気付いたら、休みを合わせてくれて、
デートに誘ってくれるようになりました。
お風呂にも毎回一緒に入るようになりました。
そしたら今度は
自分が満たされているからか、
子供達の事をよく見てくれるようになりました

ある時、主人が言ったんですよね。
「人生やりなおせるとしても、
絶対お前と結婚する」
って。
どの口が言っとんねん









って思いながらも、やっぱり嬉しかったです

今では、
巷では仲良し夫婦で有名な私達なのですが…
2人ですれ違いながら、手探りしながら…
解けそうになった糸を結んで、補修しながら…
糸と糸を編んで、太くしながら…
そうやって絆を強くしてきたんです

最初から太いロープのような絆なんてあり得ません。
そんなに太いロープなら、
そもそもびくともしないし、
アッサリ切れたりしないもの。
私は、今切迫早産で2ヶ月入院していますが
その間一生懸命、家の事を守ってくれている主人に
本当に感謝をしているし、
その守ってくれている姿が最高にカッコいい



と思っています

世のパパ達に言いたいのは、
家族を守る姿よりもカッコいい事なんてない



って事。
毎日お仕事お疲れ様、ありがとう


