三女を妊娠したタイミングで、
主人の実家で同居をする事になりました

経緯は…
妊婦の私が幼い子供2人を連れて
買い物に行くのも大変だろうから、
その間でも誰か見てくれたら助かるんじゃない



っていう、旦那からの提案でした

お姑さんからの条件は、
ご飯は完全に別々。(炊飯器のご飯のみ一緒に使う )
食材も完全に別々。
電気とガスと水道代は半分出す事。
でした

元々ちょっとクセのあるお姑さんで
好き嫌いがハッキリ分かれるような方ですが
ご飯も別々だし、大丈夫だろうと思って
軽い気持ちで同居をする事に

と
こ
ろ
が




その後とんでもない嫁姑バトルが勃発する事に

ある日、三女を寝かせた隙に、
朝からカレーを作っていた私

お姑さん「あら、カレー?」
私「そうです、夜ご飯を今の内に準備しています」
そんな会話をした日の夕方、
炊飯器の釜を開けたら…
なんと

炊き込みご飯が

朝、カレーって言ったやーーーん、私





とも言えず…
私「すみません、カレーなんですけど…」
お姑さん「あらぁ、そうなの?明日にしたら?」
いやいやいや
カレーって聞いてたよね


炊き込みご飯だけで夜ご飯済まされる訳ないやろ

って事や…
ある日は豚カツを作って、お皿に盛り付けて、
カウンターに置いておいたら…
ん



何か、豚カツ小さくなってない

と思ったら、
全部五等分に切り分けてたはずなのに
全部四等分に…





そう…
しれーっと、
真ん中の一番美味しい所を盗み食いしていたんです

他には、買い物が大変になり
ヨシケイのセットを頼んでいたのですが
その日は鍋でした

ヨシケイを頼むメリットとしては、
新鮮な野菜がその日使う分だけ
セットになっている事

冷蔵庫の何処を探しても、
私が頼んだはずの白菜が無い



鍋なのに…

白菜が無いと、量が足りない

落ち込んでいたら
お姑さん「あらぁ、あんたのやった

美味しそうな白菜だったから使ったよ

ウチにもあるから、それ使いなさい
」

そう言って勝手口の外から持ってきたのは
しわっしわになった、萎びた白菜





まじで、要らない

何でそれを自分で使わなかった
姑さんよ


小さい事が積もり積もって、イライラMAXに

結果、すんごい口喧嘩に発展して
出ていく事になりました
笑

その後…
アパート暮らしも手狭になった為、
現在の家を建てて住んでいる訳ですが…
お姑さんに鍵を持たせています

周りには、信じられない
って言われますが

私に何かあった時の為、念の為にと思っています。
ところが、インターホンも鳴らさずに来るし…
私が外出先から帰るとリビングのソファーで寝てるし…
仕舞いには
お姑さん「あらぁ、あんたおったん
」

と言われる始末





ですが、今ではめっちゃ仲良しなんです





お姑さんの扱い方が分かったから



家に突然きても、
時間によってはご飯を出してあげたりしています

ちゃんと作ってますよのアピールをしつつ、
高いお肉が買えないから、お口に合うかどうか

と、話せば…
何と後日、家の冷蔵庫に勝手に高級肉が



子供達のフルーツ好きな話しをすれば、
同じく普段買えないような高級フルーツが



我が家の冷蔵庫が、
ドラえもんのポケットになる







同居していた当時は、私も24歳で若かったし、
とんでもなく嫌な人と思って暮らしていたけど…
多分、とんでもなく素直な人なんだなと思います

今では高級ランチに誘ってくれたり、
とんでもなくお高い宝石を、
「私が死んだら、あんたにあげるから」
と言ってくれるようになって。
本当に全然狙ってないけど、気持ちが凄く嬉しくて

私は以前介護職をしていた事もあり、
お姑さんに何かあった時は
私が面倒見たいと思うまでになりました



同居をして、喧嘩してよかった

嫁姑バトルのおかげで、今は怖い物無し


