著者は、一貫して日本人の【国語力の低下】に関して、
危機感を抱き、国語力を上げる活動を行っている。
以前は、大学受験を控える高校生に、最近では社会人向けに、
多くの本を執筆している。
出口氏のいう国語力とは、日本語の規則を熟知して、
接続詞を使いこなせる能力のことである。
つまり、第三者の言いたいことを、しっかり理解できること、
また、自分の言いたいことを、言葉の規則を使い、
筋道を立てて伝えること、これらを論理力と定義している。
「論理」という言葉に、何か「難しい」というイメージを
持っている人は、是非手にとってみてください。
論理とは、筋道で、自分が言いたいことを、伝えるための道具
であることが、わかります。