染めに使われている草花はENNESTEオーナーさんの
ご実家やご近所さんたちがお散歩がてら拾い集めたり
伐採したものを分けてもらったりしているのだそう。
原料の出自がハッキリしていて、エコな点もステキよね♩
先日
今の季節の草花で染め上げられた糸が
出てるかな?とふと思ったものの
エンネシュテ ENNESTE
読みも、スペルもスラッと出て来ず...
『西荻窪 草木染め 手染め 糸』
と、ワード検索したらENNESTEと
そっくりの糸がヒットしたんですよ
NONAというブランドでした
もう、全てが似ているではないの!
違うのは、ブランド名だけ!ってほどに。
それもそのはず
TEMARICIOUSテマリシャスを主宰されていた
お二方がそれぞれ独立し、活動している
んですってね
手毬作りのお教室や、糸の染色販売をしていた
テマリシャスさんですがこの春、解散されたそう。
「テマリシャス解散理由」とか「解散なぜ?」
なんて検索ワードもヒットしました🔍
全く同じラインナップではないけれど
とにかく似てる!!
解散したとは言え染色前の糸やラベル🏷
などの材料は一括購入していらっしゃる
のかもしれませんね...
Instagramで新作糸の紹介Liveを
拝見したけれど
各ブランド共に紹介方法もとても似ていて
なんなら、お二方とも雰囲気やお顔立ちが
似ていらして
なぜ同じ方が、同じ商品を、名前だけ変えて
販売するんだろう???
と思っていたから謎が解けてスッキリ!
別人ですから!
って、話ですよね(苦笑💦
因みに...
運針で試し刺しした時の写真を。
ENNESTE 細口
左2本が百日紅で染められたこっくりした茶色.
左から3番目が栗鬼皮で染められたグレイッシュカラー.
1番左の緑は、マシーン染色の刺し子細口(20/4)
普段使っているダルマ家庭糸が
30/3番手なのに対し
エンネシュテさんの細口糸は
30/2なので、撚り糸が一本少ない分
ダルマ家庭糸より若干細めですね🧵
けれど
刺した感じは家庭糸より太く感じます
または、同程度かな?
おそらくガス焼されていない
素朴な綿糸だからでしょう
素朴で、モサモサっとした風合い
撚り加減も甘いので艶感こそ有りませんが
そこが草木染めとまたマッチしていて
刺し子糸の極細Ver.といった感じです
晒との馴染みもとても良いです◎
【実際に花ふきんを仕立ててみた感想】
一本取りで、一目刺しの亀甲を刺しました🪡
あくまで個人の感想です🙆🏻♀️
糸こきの際、強めのテンションを掛けると
糸が切れてしまうことが多かったので
この糸はニ本取りで!がお約束になりそう。
また、洗い終え絞る際にも糸切れ...
一本取りの亀甲は無理があったようです。
あくまで、個人主観です
ニ本取りでの使用ならば...
◎模様刺しは申し分なく。
◯ 一目刺しの「籠目」など
ある程度糸の太さの主張があっても
しっくりくる模様ならばマルかな。
× くぐり刺しが多用される模様や
「花刺し」の様に繊細な模様ですと
一本取りが基本になるので不向きかな...
と、感じました
以上、レポでした💁🏻♀️
それでも家庭糸贔屓の方なら是非に!と
オススメしたくなる糸です🙆🏻♀️🧵
手染めの草木染め糸なのに
価格帯も良心的ですし⭕️
140m/440円
植物が生み出す色や季節を感じられる
エコフレンドリーでユニークな糸は
優しい気持ちにもなれるという
ステキなおまけ付き♩
普段刺し子糸を愛用されている方でしたら
刺繍糸として販売されている方を
セレクトされると近いものがあるのでは
ないでしょうか
ENNESTEさんの刺繍糸=20/3番手です
刺し子糸細口よりやや細い番手です
(ダルマ家庭糸太口と、同じ太さになります)
ただ、こちらは一カセが約12mと短めです。。。
NONAさんの糸色も素敵なので
カラーによって買い分けるのもアリですね♩
そんな糸話でした🧵🪡
ここまでお付き合い下さって
ありがとうございました