こんにちは。

こばしです。

 

 

今日は、「変えられるものと変えられないもの」というテーマでお話ししたいと思います。

 

 

私たちのエネルギーは限られています。

限られているだけに、重要なもの、やるべきことにエネルギーを集中したいですよね。

 

 

エネルギーは発言や行動の原動力ではありますが、

不平不満や悲しみ、怒りなどによっても消費されてしまいます。

 

 

限りある自分のエネルギーはなるべく前進させるべきものに使いたいところです。

 

 

しかし、現実では過去の出来事や職場環境、上司や同僚、部下との人間関係の不満など、

多くの所で無駄にエネルギーを消費しています。

 

 

ここで重要なのが、「変えられるものと変えられないもの」をしっかり認識するという事です。

 

 

変えられないもの、変えるのに労力を要するものは積極的に諦める(受け入れる)ことが重要です。

 

 

変えられないものは、

「過去」 「他人」 「環境」

の3つです。

 

 

職場での愚痴や怒りなどを聞いてみると、すでに終わった出来事をいつまでも感情を込めて話しているケースが多々あります。あんな目にあった。こんなことをされた、言われた。絶対に許せない。「過去」は変えられないわけですから、そんな事にいつまでも愚痴を言っても仕方がないのです。

 

 

「他人」も変えることはできません。「他人」を変えるのは、その人が変わらなければという必要性を認識しない限り難しいです。

 

 

こちらから必要性を伝えても、響かなければ、「他人」に変化を起こすことは難しく、こちらのエネルギーを消費する事になります。

 

 

「環境」は「他人」の集合体とも言えます。自分の力で「環境」に大きな変化をもたらすのはとても難しいです。

多くの人は自分の意見が通らない、言っても変わらない、前の職場はこうだった、こうあるべきだ、などと無意識に「環境」を自分に合わせようとしています。

 

 

生物の歴史を見ると、進化するか絶滅するかを分けたのは、環境にいかに適応して生きてきたかで決まってきました。「環境」を自分に適応させることができるのは「神」しかいないと思います。

 

 

私たちは自分が「環境」に適応して進化していく道を選択していくしかありません。

そうです。「変えられるもの」は唯一「自分自身」だけです。

 

 

仕事で、職場で、人間関係で立ち止まった時、「過去」の出来事や「他人」「職場環境」などの、愚痴や不平不満を言うのではなく、「自分」の言動や行動を振り返ってみることが重要になります。

 

 

自分自身の利益になる行動をしっかり取れるか。これは決して自分本位の行動でありません。

時にはやりたくない事、やったことのない事などでも、やっておいた方が良い事はたくさんあります。

 

 

そういう事にエネルギーは使うべきなのです。

 

 

そうして、「自分」が前向きに変化して、適応して、進化した結果として、

それを見ていた「他人」に変化が起こります。「他人」が変わらなければという必要性を認識していきます。

 

 

「他人」が少しずつ変わっていくとその集合体である「環境」に変化が訪れます。

「環境」にまで影響を及ぼす事ができれば、その職場はあなた中心に変わっていきます。

 

 

水が高い所から低い所へ流れるのと同じように、人間の感情やエネルギーも低く、楽な方へ流れていきます。「感情」に身を置いた方が、楽だし、他人と共感を得ることが簡単にできます。

 

 

しかし、もう分かっていますよね。

例え、険しく、辛い道であっても、自分の力になる道を選択していくべきです。

 

 

まずは、しっかり自分を見つめ直すことから始めていきましょう。

 

 

今日はここまでにしておきます。

ありがとうございました。