こんにちは
梅雨の時期ということもあってか、
雨が降っていなくても
どこかジメジメしているような感じですっきりしません
家でのんびり映画を観るのが
ちょうどいい季節になってきたんじゃないでしょうか←
ということで、
本日のおすすめ作品はコチラですっ↓↓
『インサイダーズ 内部者たち』(2015)
金、権力、学歴、人脈。
欲望にまみれた世の中で
何を信じ、
誰を信じ、
どこへ向かうのか。
出世と正義を求める者、
復讐に人生を懸ける者、
そして、
目障りな芽を根こそぎ毟ろうとする者。
己の全てを懸けた
究極の騙し合いが
今、幕を開ける―。
https://eiga.com/movie/83733/photo/
(※R15+指定作品)
財閥や政界の癒着という
腐敗しきった関係を背景に展開される、
社会派サスペンスエンターテインメントという感じの作品です。
キャスティング、ストーリー展開、演技、演出。
すべてが大満足の作品でした
巨悪が隠れていることも知らず、
ある裏金工作について知ってしまった、
チンピラのアン・サング(イ・ビョンホン)。
知ってはいけない秘密を知ってしまい、
そのせいで右手首をもっていかれ、
クラブのトイレで小銭を稼ぐ日々。
そんな彼の前に現れたのは、
警察上がりの検事ウ・ジャンフン(チョ・スンウ)。
ゴロツキと検事。
真逆の立場ともいえる二人だったが、
互いの利害が一致していることから、
ぎこちないながらもタッグを組むことに。
そして、
二人は衝突しながらも
一歩ずつ黒幕に近づいていくわけですが…
まぁもうとにかく最高なんですよ。
最&高ってやつです。はい。(笑)
メインを飾る、
イ・ビョンホンチョ・スンウペク・ユンシクはもちろんですが、
脇を固める俳優陣も
素晴らしいんですよ~
ミレ自動車のオ会長/キム・ホンファ
チャン議員/イ・ギョンヨン
オ会長の忠実な側近である
チョ常務/チョ・ウジン
ジャンフンの同僚である
パン捜査官/チョ・ジェユン
サングの手下パク・ジョンパル/ペ・ソンウ
サングが経営していた芸能事務所の元アイドルであるウネ/イ・エル
などなど、
しっかりばっちり(笑)キャスティングされています
どのキャラクターも俳優さんも魅力たっぷりなんですが、
個人的には
サングのポンコツ感が
なかなかのツボでしたね。(笑)
”モヒート”で”モルディブ”飲む。
…(笑)
まぁこのあたりは、
観てのお楽しみです
ストーリー上、
エグいシーンや下衆なシーンが
多々ありましたが、
サングのようなキャラクターがいることで、
全体のバランスが取れているような感じもしました。
ほんとにね、
憎めないんですよ、サングってやつは。(笑)
溢れんばかりのカリスマ性と、
愛すべきポンコツ感(笑)の絶妙な両立に
ぜひ注目してみてください
そしてもう一人、
チョ常務役のチョ・ウジンさん。
わたしはこの方めちゃめちゃ好きな俳優さんなんですが、
今作での演技もお見事でした。
冷静さが際立つ独特の声と
顔色一つ変えずに血を浴びる、
スマートでクールな態度。
壁一面が真っ白な倉庫で、
サングと対峙するシーンがあるんですが、
ここは個人的に、
ウジンさんを堪能できるという意味で
おすすめのシーンです(笑)
ここちょっとエグいんですけどね
ただ、こういった容赦なさも、
さすが韓国映画という感じでした。
また、
ズブズブの癒着関係にある”おじさんたち”の、
性接待シーン。
やっていることは最低極まりないのですが、
俳優さんたちの演技には圧倒されました。
悪党側の俳優さんたちが、
そういうシーンを思い切りよく演じてくれたからこそ、
より正義vs悪の構図が際立ち、
作品全体にとっても、
いいスパイスになったんじゃないかなと思いました。
だいぶ辛口で刺激的ですが(笑)
個性豊かなキャラクターに魅せられ、
二転三転するストーリー展開に
最後まで目が離せない、
そんなあっという間の130分でした
※なお、この作品は
7/3までGYAO!にて無料配信予定となっています。
超絶おすすめですので、
ぜひ観てみてください
…おまけでちゃっかり書きますと(笑)、
チョ・スンウペク・ユンシクの共演作である、
映画『タチャ イカサマ師』(2006)も
おすすめです
われらがユ・ヘジンさんも出演されてますので、
興味のある方は合わせてチェックしてみてください
最後までお読みいただき、
ありがとうございました(*^^*)
それではまた