花の画家ルドゥーテ「美花選」展
先日、BUNKAMURAザ・ミュージアム の花の画家ルドゥーテ「美花選」展に行ってきました。
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840年)は、フランス革命前後の時代、王侯貴族や上流階級
の人々に「花のラファエロ」や「バラの画家」と称され、植物画家として多大な名声を得た画家です。
この展示会、ボタニカルアートの好きな私にはたまらない展示会でした。
ルドゥーテの描いた植物達の繊細な描写、色彩感覚、構図どれをとっても凄い!の一言につきます。
また、絵の周りの額の色、素材、配置なども合わせて見ると、また絵の良さが引立つ額縁、飾り方
など勉強になります。
入り口には、透明なアクリルのボックスがありそれは、「花の種」募集のチャリティーBOXでした。
今回の地震の被災地には花の種が少ないので集めて送るそうです。
そこには、誰かが持ってきた「ひまわり」の種などが入っていました。
展示会場は思っていたほど混んではいなく、のびのびと歩いて見ることができました。
これは、今回の展示会の図録です。美しい装丁本です。
中身はこんな感じで、美しい絵ばかりでした!!
私も落ち着いたらボタニカルアートをやってみたいなぁと想うのでした。
最初と最後に”美輪明宏”さんの言葉があり
「私は花を見て何も感じなくなったら、心が疲れている証拠だと想っています。
花は心のバロメーターです」
「花は、その姿で人々の心を無償の愛で包み込むから美しいのです。」
というような言葉が壁に掛けられて
なるほど~と思いました。さすが美輪様ですね。