被害を受けた妻と、行為を加えた男性講師の双方に弁護士が入り、示談しました。

 

 

完全な泣き寝入りこそ避けられましたが、

証拠が乏し過ぎて警察で被害届は受理されず。

刑事告訴もできず・・・

民事裁判も断念・・・

大変無念です・・・

余計なお金と時間と労力を使わされ精神的にも疲弊しました。

 

 

本来なら講師は刑事罰を科せられて然るべき酷い行為を私の妻に加えているにもかかわらず、私たち夫婦が初動を誤ったが為に全てのボタンを掛け違い、民事の示談だけで終わってしまいました。本当に悔しくて仕方ありません。

 

 

事件の被害に遭うと、被害内容を客観的に証明する義務が被害者側にあります。録音録画、110番通報、怪我の撮影、医者選びは本当に重要です。この当たり前すぎる事でも冷静さを失うと気が利かなくなりました。

 

 

大手テレビ局の報道関係者とも頻繁に連絡を取り事件後の進捗状況を随時報告していましたが、報道関係者の方から「講師側の弁護士が行為の事実を認め、慰謝料の額が争点となった事から、局内会議の結果、事件として地上波で報道するには至らない」との事でした。しかし、「もし講師側が反訴してきた場合は全力で報道しますのでまたご連絡下さい」とのご案内も頂いております。

 

 

当記事は、講師及び講師側の弁護士もチェックしてると推測しますが、秘匿条件を講師側が拒否しており、私は妻の事件から示談までの経緯を複数回に分けて掲載していきます。

 

 

私は、講師から謝罪のメールは受けており、そこは一応配慮して講師の個人名や推測されやすいワードをここでは書かない事とします。

 

 

私は決して講師への誹謗中傷、名誉棄損、営業妨害などの意図はなく、あくまでセミナー業界全体がより健全でまともな研修会社及び、一般的な社会通念を有するまともな講師の方々だけでご発展、ご活躍される事を切に願うと同時に、本件事件を機に、今後は潜在的な二次被害に遭う受講生の方が出ないよう注意喚起の目的で書かせて頂きます。

 

 

このセミナーで、何があったのか。

妻は、講師から何をされたのか。

その後、講師はどのような対応をしたのか。

 

 

①昨年6月、妻が参加した合宿セミナーが本来の趣旨と違っていた。(使命発見が講演趣旨なのに、何故かスピリチュアルやヒーリング治療行為を絡めたカルト的な話になった)

 

②セミナー中、男性受講生が土下座をさせられ、その上から講師に自撮り棒で複数回叩かれていた。更に別の男性受講生も、腰に痛みがあるのに無理やり土下座をさせられていた。

 

③セミナー休憩中、他の女性受講生が怖がって泣き出しながら最後列の座席へ移動した。更に別の女性受講生も途中から退室して最後まで座席に戻って来る事はなかった。

 

④セミナー途中、運営側のスタッフが講師に講演内容が本来の趣旨と違う事を指摘して軌道修正を促すも、講師は聞き入れずにそのまま趣旨違いの話を続けた。

 

⑤セミナー休憩中、妻は、講師から幼少期のフル〇ンの写真を見せつけられた。セミナー中、講師はヒーリングなのか妻の背中に1~2分間のさわさわ行為をした。

 

⑥セミナー終了後、妻は講師に質問でセミナー中にされた背中への1~2分間のさわさわ行為の意図を確認。講師から「ネガティブエネルギーを取る為です」との回答を受け、妻は「そうでしたか、わかりました。ありがとうございました、失礼します」と挨拶をして退室しようとしたその時に、講師に呼び止めらた。

 

⑦妻は、講師からアトピーの原因である傲慢さを取り除く為のヒーリング治療を受けるよう迫られ、その高圧的な態度に恐怖を感じて逃げたくても逃げれない状況に追い込まれた。

 

⑧妻は講師に恐怖を感じながら、土下座を強要され、「傲慢やめます、ごめんなさい」を強制的に10回ぐらい言わされ、更に、ヒーリング治療と称して強い力で腰へ4~5発も殴られ、最後に背中を踏みつけにされた。その後、講師は妻に「あなたもこのようにして過去に多くの人を踏みつけにしてきたのですよ、でもこれでアトピーは治っていくはずですよ」と発言。(他の受講生は全員退室済みで運営側スタッフは2名いたが助けてくれず)

 

⑨妻は、予測できなかった講師の発言や行為に深い恐怖で断れず、逃げれず。精神的に深い傷を負い、腰にも赤いアザが残った。

 

⑩妻は、事件直後はショックで混乱し過ぎて現場からの110番通報も思いつかず、現場を後にした。

 

⑪夫の私も、妻の事件を知ってから激しい怒りのあまり、妻の怪我の写真を撮る事を失念する程に日々冷静さを欠いた。

 

⑫数日後、妻と事務局スタッフのラインのやりとりで、講師による土下座強要とDVまがいの行為について妻がスタッフに問うと、スタッフから謝罪の返信はあったが講師本人からは何の謝罪の連絡もなく2か月以上放置。

 

⑬しかし同じ時期、他の女性受講生も講師の態度が怖かった事を理由に別契約のセミナー受講を解約したいと事務局に申し出たら、その受講生には何と講師本人からメールで連絡があった。「二度とあのようなセミナーはやりませんのでご安心ください。あれは行徳先生のやり方なのです。体育会系はあんな感じです」や、その他長文の返信があった。スクショあり。

 

⑭妻は数か月間、フラッシュバックの度に泣き出し苦しんでいた。

 

⑮苦しむ妻の姿をいつも間近で見ていた夫の私は、日々怒りを抑えられずSNS、ブログで注意喚起の記事を掲載。ダンマリ続ける講師のSNSにも抗議のコメントを書き込んだ。

 

⑯他の有名な作家の先生が私のSNS記事に対し、講師の事を「他の人からも同じ話を聞いていたけど、こんなに酷いのだとビックリした。精神疾患の可能性があるので大きな事件が起こる前に誰か近い人が病院へ連れて行ってあげてほしい」とのコメントを残した。

 

⑰私は講師に下記を含む複数の質問のメールを送った。

質問1、セミナー終了後、何故妻を呼び止めヒーリング治療を受けるよう迫り、脅したのですか? 

 

質問2、妻のアトピーの原因が傲慢さだと決めつけた根拠とは何ですか? 

 

質問3、何故、講師のヒーリング治療を受けないと妻の両親が火炙りになり、手足が切られて、無限地獄に落ちるという異常なご発言をしたのですか? 

 

質問4、何故、土下座をさせ4~5発殴って踏みつけたらアトピーが治るのですか? 

 

質問5、妻は2発目殴られた時点で痛みに耐えれず大声で「いやぁーーーーーー!」と叫んでいるのに、行為を止めずに3発目以降も殴り続けたのは何故ですか? 

 

など講師に文章での回答を要求しましたが、講師から返信された内容は「目が失明した」だの「歩けない」だの「私は帰国子女で文章の読み書きに普通の人の3倍時間かかります」という意味不明な事と、「ボイスメールで回答したい」と返信があった。(スクショあり)私は内心、後々の裁判の為に証拠を集めたかった為、文章での回答を強く求めたが結局、講師からは文章どころか回答そのものが得られなかった。有名出版社から数冊もの書籍を出す人の返信内容がこれかと思いました。

 

⑱更に、講師は私に対してメールで講師自身の承認欲求と思われる、事件とは無関係などうでもいい講師の写真や動画など約40件も送信してきた。そして更に、講師から「奥様と同じことをされても受講生の中には涙を流して心から感謝し、合宿も1500万円以上の価値があるという受講生もいます。」だの「あなたの奥様は被害妄想の可能性がある」などと、人の妻に酷い行為を加えておきながら信じられない内容の返信が来た。スクショあり。

 

⑲整形外科の医者選びを誤った。医師はおそらく内心、こんな怪しいセミナーの事件絡みで警察や弁護士、裁判所とは関わりたくないとでも思ったのか、診察で妻に「腰の痛みは殴られた事によるものではなく、事件現場の往復移動での長時間の車運転で発生したものと、加齢による慢性疾患です(録音済)」と一方的に決めつけられ、傷病名をすり替えられた診断書しか受け取れなかった。これも酷い話です。

 

⑳どこの心療内科もいつも予約いっぱいで時間取れず、PTSDの診断書を準備できなかった。

 

㉑事件現場の管轄である神奈川県警の刑事さんと面談する為、夫婦揃って尼崎市から小田原警察署まで出向き、刑事さんにお話を聞いて頂くも証拠が乏しく被害届の提出に至らず。

 

㉒弁護士事務所を6件も回るも、証拠が乏しい事を理由に全ての弁護士さんに断られていました。しかし、7件目に相談した弁護士さんは違いました。

 

㉓双方の弁護士間のやりとりと、裁判を断念した理由について。

 

㉔他の受講生の被害について。

 

㉕私たち夫婦の反省と教訓、そして注意喚起として皆様にお伝えしたい事。

 

上記①~㉕の詳細について、次回以降の記事に続きます。

今回はここまでです。ご覧頂きありがとうございました。