「粒子線治療(陽子線治療、重粒子線治療)」ってご存知ですか?
「先進医療」のうちの一つ、放射線治療の一種で、
がん治療に使われています。
(俳優の樹木希林さんや、なかにし礼さんも使われてますね)
昨夏に「兵庫県立粒子線治療センター」の沖本院長の
お話を聞く機会があったのですが、
この陽子線治療、子どもには特にメリットが大きいんです
(素人の私の説明なので至らない点があると思いますが。すみません)
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たとえば、体の中心に「がん(★)」ができたとします。
腹 | ★ | 背中
従来の放射線だと
→→|×××★×××|
「がん」はもちろん、他の元気なところにもダメージが(×)
そして、ダメージを受けた部分は、後々数十年後に
別のがんになる可能性が高くなるそうです!
でも、この粒子線治療(陽子線、重粒子線)の場合
中心にある「がん」に最も放射線を強く当てることができ、
(放射線のピークを「がん」に持ってくるのだとか)
他の元気なところへのダメージが格段に少ないのだそう
→→| ★ |
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子どもの場合、がん治療後にも歩む人生の時間が長いので。
また新たながんで苦しむことがないように、
元気なところへのダメージは極力少ないほうがいいですよね
その「小児腫瘍に対する陽子線治療」が、
今年1月の会議で保険適用の方向で承認されました!!!
(すみませんブログに挙げるのがだいぶ遅くなりました…)
その他、新たに12の医療技術が保険適用の方向です。
粒子線治療でいくと「切除できない骨軟部腫瘍の重粒子線治療」も!
「小児腫瘍に対する陽子線治療」も
「切除できない骨軟部腫瘍の重粒子線治療」も
院長先生が昨夏に保険申請中であるとおっしゃっていたものばかりです。
さすが院長先生!
もうすぐ神戸には、日本初「小児陽子線治療センター」もできます。
まさに「小児腫瘍に対する陽子線治療」のための施設
「先進医療」から「保険診療」になったことで、
より多くの方に治療の機会が与えられると思います。
(先進医療特約つきの保険に加入済の方は、治療費が増えそうですが…)
命の重さに違いはありませんが、
特に子どもたちの治療負担が少しでも減るのは本当に喜ばしいことですね
ちなみに、現在、粒子線治療施設は全国に14ありますが(準備中12)
院長先生の「兵庫県立粒子センター」は唯一、「重粒子線」「陽子線」どちらも使える施設
歴史も長く、患者さんも全国から特に重い症状の方が来られているそうです。
(比較的軽い?前立腺がんなんかは他所が多いみたいです)
私が以前に粒子医療センターへ見学させていただいたときの記事はこちら↓
過去記事
先進医療の!兵庫県立粒子線医療センターへ ①
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