「高額療養費制度」 シリーズの続きです。
(2015年1月現在の内容でご案内しています)
ここまで「高額療養費制度」についてお話しました。
自分で手続きしないといけないなど注意は必要なものの
とてもいい制度ですよね。
では、
「高額療養費制度」があれば備えは万全なのでしょうか?
実は
この制度を利用した「後」の入院時の自己負担額
(H25年度調査)
平均21,000円!!
出典:(公財)生命保険文化センター「平成25年度生活保障に関する調査」
意外に思う方も多いと思います。
制度を利用した「後」の金額がなぜこんなに高いのか?
なぜなら、「高額療養費制度」には
自由診療の治療費や、先進医療の治療費、
食事代や差額ベッド代、
交通費、家族の付き添い費等は含まれないから。
そして更なる?衝撃の事実を3つご紹介します。
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【その1】
実は、この数値、
H22年度の同じ調査では16,000円でした。
たった3年で5,000円も上がってるんです…
【その2】
食事代は今後増加傾向!
現在260円ですが、
今後2016年と2018年の2回にわけて
それぞれ100円ずつ引き上げる方向です。
(住民税非課税等の所得の低い方を除く)
そうすると2週間程度の入院で食費は約18,400円!
(今より約8,000円増加!)
食事代は、高額療養費制度を使っても
(自己負担限度額とは別枠で)必要になる金額です。
【その3】
この制度の利用者は年々増加傾向!
背景には、
高齢化で病気にかかる人が増えたほか、
医療技術の発達で、高額な治療が普及したこともあるのだそう。
制度利用者が増えたということは、
差額を負担する「健康保険」の負担が増えたということ。
「健康保険」は「保険料」と「税金」から成り立っていますので…
今後財政がどうなるか?!
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「高額療養費制度があるから大丈夫!」
という考え方も勿論ありますが、
これからますます高齢化が進み国の財政も厳しくなる時代、
自己負担が増えていく傾向にあることは否めません。
「傷病手当金」もありますが
1年6ヶ月を経過すると打ち切られてしまいます。
(標準報酬月額の3分の2が支給されます)
がんや脳卒中、心臓疾患等、長引く可能性の高い病気を思うと
少し心配な期間ですね。
また、怖い事実ですが「医療格差」が確実に進んでいます。
お金があれば助かる命…
書いてても怖いですが、それに近い現実があります。
病気になったとき専用の貯金なり、
医療保険(がん保険)なり。
少しでも自助努力で備えておかれることをおすすめします^^
がんに罹った場合、当初はショックもあり、
身体も不調で暗い気持ちで過ごすことになりがちです。
でも、保険金(給付金)を受取ることで
生活に対する不安が払拭され、安心して明るい気持ちになれた!
という体験談をよく耳にします。
あなたに万一のことがあったとき、
精神的負担に加えて経済的負担まで感じないように。
あなたとご家族の負担を少しでも減らすことができますように。
あなたが今日も素敵な一日を過ごせますように。
総合保険代理店 アットステーション(有)
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