婚活応援リーダーの林ゆりかです。





連日のマスク売り切れ状況の次は、

まさかのトイレットペーパー売り切れ。






スーパーの空っぽの陳列棚を目の当たりにすると






驚きを通り越して、

なんだか滑稽に思えました。

そして若干の憤りも感じました。






でも、よくよく考えると

これはけっして責められる事じゃないな〜と

理解もできます。





なぜなら

人は得をするよりも

損をしたくない思いの方が強い

からです。





これは人の行動心理を表した

プロスペクト理論として、

心理学者であり、行動経済学者の

ダニエル・カーネマン氏と心理学者のエイモス・トヴェルスキー氏によって1979年に提唱されています。



ダニエル・カーネマン氏は

このプロスペクト理論で2002年に

ノーベル経済学賞を受賞しています。












このプロスペクト理論は、カスタマー心理を突いた理論でマーケティングにおいては広く応用されています。


目の前に提示された損失の度合いにより、人の意思決定は変化するのです。




しかも、

今は世界中が連日の新型コロナウィルス感染拡大報道に翻弄されている狀況下で、

平和ボケと言われた私達日本人にも

ようやく危機管理スイッチが入ったと言えます。




人は脅威に晒されるとちゃんと

行動を起こせるものなんですね!




願わくば、

トイレットペーパーを買い占めるのは

ほどほどにして、




有益な正しい情報を

一人一人がしっかりと見極める事ができれば、

きっと希望の光が見えてくるはずです。











当たり前の日々に戻れる日が

必ず来ます。