人前で話すのがラクになる!5つの魔法 | 相楽暁~魂の孤立者支援家

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今日は私がお世話になっている、金光サリィさんの処女作を紹介します。!




■人前で話すのがラクになる!5つの魔法
■金光 サリィ(著)




芸能&カルチャー企画団体 アトレク  オフィシャルブログ


あがり症を克服する方法として自己開示すると

いう方法がありますが、必ずしもそれでは克服で

きるわけではありません。



これは私も経験があるのですが、「あがらない」

と言い聞かせてもあがってしまうのです。


著者のサリィさんいわく、「あがる」というネガティ

ブな情報が心の健康を害してしまっているから

なのです。


人間の心は『情報、記憶の更新、発信」で成り

立っているそうです。







よって、以下の3つのことをやっていくようにしましょう。



1.新しくて価値のある「いい情報」を得る



2.結果、悪い情報が「いい情報」に書きかえられる



3.ポジィティブな言葉や態度、行動を示す。



※良い情報を入れず、記録の更新をしないと心の便

秘が起きてしまう。





ドキドキ、汗、震え、どもり などの生理的現象はムリに治さずに、

むしろ利用してしまおう。


なぜなら、体はパワーを出そうとして、そのような反

応をしてくれているのだから。


自分のテンションが上がるように、自由に自分だけ

の呪文を考えてみよう。


(例)「聴いてくれる人たちの感動が伝わってくるな!」




だから私の心は、いつもドキドキしているのか・・と。




人間の本能は通常、今の状態を「安全」と認識し

ている。


よって、変化することに抵抗を感じるのである。


だから新しいことを始めても3日坊主になってしまう

ことがあるのだが、それも仕方がない。


また始めればいいのである。



そんな気持ちで新しい行動を続けていければ、脳は

変化を認めてくれ、変化も加速していくのである。



同じように自分が変化しようとすると、周囲の人が反

対するケースは少なくない。



なぜなら、周囲の人の本能が抵抗を感じるかもしれない。


ただ、そこで周囲の人のご好意に甘えてしまい、影響をそのまま受けているだけでは、自分自身は結局いつまでたっても変わらない。


ならば初めは「積極的に嫌われようという」意識で臨むとよいでしょう。



離れていく人が出てくるかもしれないが、色々発信し

ていけば新しく自分のことを理解してくれる人が集まってく

るのと同時に、元々特に理解して下さる人との信頼は、より深まる。


また、何かをやってみるときは、前とは別のパートナーと

組んでみるのもいい。


かえって、そのほうが緊張感も生じないのであがら

ず、自分の信念を押さえ込まずに済んだりする。




●スピーチをする時は話す内容はキーワードでまと

めておこう。



特におススメなのが著者のいう「マンダラボックス」

ノート法である。



マインドマップというよい手法もあるが、難しいと抵

抗を感じる方にはおススメのやり方である。



●事前の入念すぎる準備を手放すとうまくいく。


相手は「あなたの話」を聞きたいのである。



●ファースト・ステップ・テクニック



これは、ステージの袖から聴衆の前に姿を現すとき、

はじめの一歩を聴衆側とは逆の足から踏み出すだけ

で、聴衆が話し手に心を開いてくれるというテクニック

である。


人と人が初めて会うとき、人間も動物なので相手が

敵ではないかと判断する。


でも、話し手が「私は敵ではない」というオープンなス

タンスでいることがわかると、聴衆の潜在意識はほっ

として心を開いてくれるのである。


そのオープンなスタンスを示すのが、初めの一歩とい

うことである。


はじめの一歩を聴衆側とは逆の足から踏み出して、体

を相手に広げるように入り、聴衆の心をオープンにさせ

てしまおう。


腕や足を組んで、思いっ切り拒否の姿勢をしている人

の多くは、自分の内面を見られることを恥ずかしがってい

るだけなのである。




ならば恐れずに、やさしい笑顔を持って接すればいい

のである。


相手を変えようとしても、人は変わらない。


でも、自分のイメージを変えれば相手も変わるのである。



楽しいことは楽しい、嬉しいことは嬉しいと、+の感情をどんど

ん表に出そう。





↑私の心を見透かされているみたいです。。




全体を通して著者のサリィさんでしか気づかないアイデア

ばかりですが、実践的なのですぐ盗めてしまうノウハウが

満載ですし、何よりポジィティブな思考になる

ことができます。


この本を読めば、たとえあがり症であったり、コミュニケー

ションが苦手な方でも人前で話すのが楽しくてしかたなく

なるのではないでしょうか。


「オレはあがらないよ」という人にもパート5から7はかなり

おススメです。


その他、『自分を大変身させたい、現状を脱皮したい』とい

う方にもいいと思います。