昨日は、広島で講座実施があるために1日早めに広島入りをしました。
17年ぶりに宮島に行きました。
そう、高校の修学旅行で行った場所だったのです。
記憶をたぐりながら行ったのですが、ほとんど覚えていませんでした。
写真に残っているシーンだけが私の脳裏にあっただけで、
あの時代何を考えていたのか、そこで何を感じていたのか
ちっとも思い出せませんでした。
一緒にいった友人のうち、一足先に他界してしまった友人がおり、
その時私たちは何を話していたのかな・・・?
そして、17年ぶりにここに来たことを心の中で報告しました。
あの時は満潮で鳥居のふもとまで歩いていけなかったのですが、
今回は触ってくることもできました。
そして今回は厳島神社の背後に広がる「弥山」に行ってきました。
ここは弘法大師空海開創の霊山と呼ばれるところです。
雨の中、ほとんど人に会うこともなく登ってきました。
ロープウェイがあるのですが、そのあと30分ぐらい自分の足で
登らなくてはならないのです。平日とうこともあり、ロープウェイ
のところまでもほとんど人に会うことなく、唯一会ったのが外国人の
カップルのみ。
そして、ロープウェイから頂上を目指して歩く時は、本当に一人
ぼっちだったので、正直怖かったです。ここで遭難しても
誰ひとり気づかない。誰に助けにきてくれない・・・そんな感じ
だったのです。
普段は自然が好きだと言っている私ですが、
「自然は怖い」と感じた瞬間でした。
この霊山を一人で登っていて気がついたことをいくつか書きたいと
おもいます。
●一人で登ると、自分が疲れるとどんどんペースが落ちる
→これを仕事で考えた時、自分一人での仕事はなんだかなんだと
自分で決めた期日を延ばしたりしちゃってるのと同じかな?
●雨もひどくなってきたし、誰もいないので、
山頂まで行くか、どうするか迷う
→ここまできたのだからと半ば意地にもなっていたが、山頂に
到着しても、霧で視界がなにも見えなかったので、「こんなもんか」
という感想。つまりやってみなきゃ分からないというのと、
登る過程を楽しんだ方がいいんだなと思った。
●雨だったので、足元注意!
→なにごとにおいても、しっかり足元見ていく必要がある!
●頂上だと思い込んでいた場所が実は違かった!!
→衝撃的事実が後で発覚!私はあと一歩手前で頂上だと思い込んで
戻っていっていた。これって・・・。最後までやりとげない私の
性格を象徴しているのか?