たぷたぷとしたその二の腕は、
空を飛ぶためにあるのか？
大きく広げた両腕を
パタパタと振りかざし、
相手を威嚇するために使うのか？
そうでないなら、
目の前の食べ物を今すぐ何処かにやるのだ。
夏が近づくにつれ、
二の腕を気にする女性は多い。
「二の腕のたぷたぷは
どうやったら取れますか？」
とよく質問されるが、
揉もうが、捻ろうが、あぶろうが、
二の腕だけ細くすることは不可能である。
きっと、それには薄々気づいているはずだ。
「二の腕 引き締め エクササイズ」
とかで検索すれば、
確かにあれこれと出てくる。
でも、考えてみてほしい。
そもそも、
二の腕を気にしている時点で、
すでに背中は丸みを帯び、
ウエストのくびれは行方不明、
お腹はブヨブヨ出ているに違いない。
お腹はペタンコなのに、
二の腕のたぷたぷに悩む女性は
地球上どこを探してもいないのだ。
部分痩せを夢見るのはもうやめよう。
二の腕を細くしたいのならば、
全身痩せするしか方法はないのだ。
ただし、食事制限のみで痩せた体は、
筋肉と肌のハリを失い、
その老いたシワシワ感が
躊躇に顔と二の腕に表れる。
たぷたぷだった二の腕が、
今度はびらびらに垂れ下がり、
風が吹けば、その抵抗で前に進めなくなる。
それが嫌なら、とりあえず
毎日腕立て伏せはやっておこう。
腰を反らさずお腹に力を入れて行えば、
同時に体幹も鍛えられる。
肘を開くように腕を曲げれば胸に、
体に折り畳むように
脇を閉じて曲げれば二の腕に効く。(画像参照)
キツいなら、
膝をついてやってみればいい。
時間がないからやれない？
たった1分でよい。
腕立て伏せを10回やったら食事をする。
食事とセットにすれば忘れないはずだ。
食事の改善と腕立て伏せ、
これで全身痩せても尚、
たぷたぷが残るものなら
そこで初めて悩めばいい。
まずは、
浮き輪のような脂肪を取り去るのだ。
Yoko
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