こんにちは。コーチ 藤井吏江子です。
コーチングは目に見える商品とは違い、何が得られるのか?未経験だと分からない方も多いと思います。
私も、そうでした。
しかし、自分自身コーチングを受け、得たものが沢山あります。
コーチは基本的に、対話を通じてクライアントの中にあるものを引き出します。
答えややり方を出すのはクライアント自身です。だから、答えに納得出来、その後の行動がスムーズなのです。
「過去誰かに言われた嫌なことを思いだしてイライラすることがある。そんな自分を変えたい。」といったテーマでセッションをしたことがあるのですが、その時に深く落ちたのが、これ。
「罪を憎んで人を憎まず。」
ニュースを見れば、びっくりするような凶悪犯罪を始め、色々なことがあります。
「何て酷い人。この人は、○○的な酷いことをこれからもする人だろう。」
以前はこんな風に、色眼鏡をかけて見てしまっていました。
しかし・・・元から悪い人なんて、いませんよね。
みんな、赤ちゃんでした。
生まれたばかりの赤ちゃんって、ほんと小さくて、無力で、可愛くて。
人って、みんなそんな風に生まれてきます。
凶悪な赤ちゃんなんて、一人もいない。
じゃあどうして、恐ろしい犯罪者になってしまうのか?
ほぼ、今まで育ってきた環境によるものだと思います。
家庭環境が大きいと思いますが、それ以外もあるのかも。
愛情が足りなかったり、
自分に自信が無かったり、
常に危険と背中合わせで安全な状態を知らなかったり。
だから、そんな表現の仕方しか分からなくて、犯罪に繋がってしまう。
犯罪を犯した事は100%悪いけれど、そんな事をしてしまうに至る環境で育ってしまったその犯罪者も被害者でもある。
コーチングで深めたことにより、そんな風に思うようになりました。
(勿論どんな環境下であったとしても、犯罪はいけないことで罪を償うべきだとは思ってますが。)
それからは、苦手な人が居ても、「あれ?何でこの人こんな言動するんだろう?」って想いを馳せることで、スーッと、ネガティブな気持ちが和らいでいくようになりました。
「人」ではなく、「その物事」に注目するというか。
だから、嫌な人が、ほんと居なくなりました。
この状態って、とても幸せなことです
全ては幸せのために、「罪を憎んで人を憎まず」をはじめ、自分の思考・行動の質を高めていきたいと思います。
またコーチングでは、こんな風に、「自分が困っている自分自身の考え方」などをセッションテーマにする事、大変おススメです