国際NGO広報スタッフのブログ 『地雷ではなく花をください』
 
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『物乞う仏陀』に難民を助ける会が!

石井光太さんの『物乞う仏陀』 という本をご存知ですか?
しばしば耳にしていたのですが、このたびようやく読むことができました。

この本は、著者がタイ、ネパール、インドなど、アジアのいろんな国に足を運び、その国に生きる障害者の姿を追ったルポルタージュでした。ただでさえ経済的に豊かでない国々で、障害者が置かれている状況は苛酷です。想像を絶するような状況や、その状況を前になすすべもない著者の姿も赤裸々に描かれていて、胸を打ちます。

難民を助ける会の活動は、ラオスを訪れた際のエピソードにありました。


日本で日々の仕事に追われていると、問題の大きさに比べて自分たちができていることの小ささに、愕然とした気持ちに襲われることもあります。
本当に役立っているのだろうか? と、ふと思ってしまうこともあります。


この本は、私たちが大切な、本当に必要な活動をしているのだと、あらためて感じさせてくれました。
と同時に、もっともっと頑張りたいと、強く思いました。


ぜひ多くの方に読んでいただければうれしいです。



さて、そんなラオスでの活動報告会 を、10月3日(まもなくです!)、JICA地球ひろば(東京都広尾)にて開催いたします。
ラオスで唯一の車イス工房の工房長、ピッピサン氏が来日し、駐在員の岡山とともにラオスの障害者や車イス製造・配布の活動についてご報告します。
まだお席がありますので、ぜひお越しください!


物乞う仏陀 (文春文庫 い 73-1)/石井 光太

¥650

まだまだ「夏休み」!

お盆休みも終わってしまい、社会人にとっては「夏休みヒマワリ」を感じにくい今日この頃。でも、難民を助ける会の事務所には、まだまだ夏休みの空気が漂っているのです。
なぜなら、事務所で「夏期講習」が開催されているから学校

夏期講習の様子
難民を助ける会と同じフロアにある姉妹団体「さぽうと21」 では、在住外国人の中高生に、「夏休み特別講習」を実施中!中学生や高校生の若者が毎日勉強にやってきています。
(写真は、勉強に励む在住外国人の中高生。写真手前が先生を務めているボランティアの方)

先生「今日は小テストやるよ~」
生徒「え~やだ~叫び
先生「合格点取るまで、今日は帰れないよ~」

なんて、懐かしい会話も聞こえてきて、思わず遠い日の夏の思い出がよみがえってきますヒマワリ

広報マコ

柳瀬理事長、長い間お疲れ様でした!

難民を助ける会設立当初から、30年に渡り難民を助ける会を支えてきた柳瀬房子理事長が、6月30日をもって退任となりました。



*****
6月21日(土)に行われた今年度の総会にて、理事長の交代挨拶が行われました。
柳瀬理事長の退任の挨拶には、会への熱い思いが溢れていて、会場内じ~んとしていました。
そして、これからの難民を助ける会を支えるスタッフを心配しながらも、信頼している親心のような思いに、スタッフ一同感動でしたベル


http://www.aarjapan.gr.jp/lib/press/press0807-3yanase.html



挨拶後、30年間柳瀬理事長と共に歩んできたボランティア代表Hさんによる花束贈呈。絆の深さがにじみ出ていて、Hさんの思いがつまった言葉に、うるっとしてしまいましたしょぼん



*****
7月1日には事務所で、柳瀬理事長送別会&長新理事長歓迎会ランチが行われました。
スタッフ・ボランティアさんが約50名集まり、にぎやかなランチになりました。
しんみりというよりは、「柳瀬さん、ありがとう!」というみんなの気持ちが溢れている明るくほんわ~かした会でした。



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柳瀬さん理事長退任を知らせる様々な場面で、長い間苦楽を共にしてきた多くの方々の、柳瀬さんに対する感謝と尊敬の思いを感じました。
長有紀枝新理事長のもと、柳瀬さんが心配を感じないよう、スタッフ・ボランティア一丸となって、がんばっていきますアップ
柳瀬さん。理事長は退任されたとはいえ、常任理事としてこれからもお力添えください。よろしくお願いします。



(広報YY)




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