うさぎカウンセリング代表、トータルライフカウンセラーの西岡です。
和食からイタリアンまで幅広く使われる身近な貝のあさりの紹介です。
潮干狩りで採れる貝もあさりやシジミが多いイメージがあります。

あさりはビタミンB12や葉酸が多く含まれていることで、
神経の働きを正常に戻す効果があり、薬膳でも神経の高ぶりを抑え
安眠効果がある食材として知られています。
そんなあさりの100g当たりの栄養を以下に示します。

エネルギー :27kcal
タンパク質 :6.0g
カルシウム :66mg
鉄     :3.8g
亜鉛    :1.0g
ビタミンB12:44.8μg
葉酸    :11μg

 

 

 

 

 

 

 

あさりは他の貝類と比較すると、100g当たりの栄養素は少し低いのですが
カロリーはしじみの半分と貝類の中ではかなり低い食材です。
鉄分も多いので、息切れ・めまい・貧血に効果が高く、
貝類の豊富なタウリンは肝機能改善やコレステロール値を下げる効果も

期待できます。

砂抜きをしたあさりは冷凍保存をお勧めします。
冷凍保存をするとうまみ成分のコハク酸が増えて約2カ月保存出来ます。
冷凍保存で一つだけ注意するポイントは、使用時に自然解凍しない事です。
自然解凍すると貝柱の細胞が壊れて殻が開かなくなってしまいます。

私はよく、あさりのお味噌汁を作るのですが、お湯が沸騰してきたところに
冷凍あさりを入れると、綺麗に殻が開いてくれます。
以前、水とあさりを鍋に入れてから火をつけて味噌汁にしていた頃は
4個中1~2個の殻が半開きぐらいで、勿体ないことをしていたなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

あさりに含まれる鉄分はビタミンCを含む食材と合わせると吸収率が高まるので
トマトやレモンを利用した汁物や煮物にするとあさりの旨味と栄養素を全て
効率よく頂けるのでおすすめです。
変わった所ではあさりとレモンの塩ラーメンもありますね。

個人的にはしじみよりあさりの方が貝殻も大きく、身が取りやすいので
あさりのお味噌汁を好んで作ることが多いですが、皆様のお好きな
料理であさりの栄養を採りながら、楽しく健康に暮らせることを願っています。