うさぎカウンセリング代表、トータルライフカウンセラーの西岡です。
2023年12月30日にXで流れて来た、『ポテトが「不安」と「うつ」と
関係している可能性を示唆する新たな研究結果 - フロントロウ』について
ちょっと調べてみました。

ポテトチップスやフライドポテトは食べると幸せな気分になる人も多いでしょう。
そんなポテトが不安や鬱と関係している可能性があるとのこと。
記事を読んでみると、フライドポテトや揚げ物を頻繁に食べる事で
不安庄屋うつ病のリスクが高まると言う研究結果が出たとの事。

 

 

 

 

 

 

 

14万人以上の健康と生活習慣のデータに基づき、揚げ物を定期的に食べる人と
あまり食べない人を比較した所、定期的に食べる人の方が不安症のリスクが12%、
鬱病のリスクが7%高まる傾向があるそうです。
フライドポテトがターゲットになったのは調理法も関係しているようです。

じゃがいもがダメな訳ではなく、揚げているのが問題なのです。
でんぷん類を多く含む食品を揚げたり、焼いたりと高温調理をした時に
生成されると言われているアクリルアミドが人間の精神的健康に悪影響を
与えるのだとか。

ファーストフードでは炎症を促進する安価な植物油を用いる事が多く
駄目な物の組合せでフライドポテト=悪のようなイメージになったのかと。
動物実験で多量のアクリルアミドにさらされた魚は不安行動や群れから
離れて泳がなくなると言う鬱に似た状態を示したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2002年にスウェーデン政府より同様の情報が世界に向けて発信されており
現在ではアクリルアミド含有量が5~7割削減した製法が使われているようです。
農林水産省のDBによると含有量が高い順に、測定中央値で
ポテトチップス:0.59 (mg/kg)
インスタントコーヒー:0.54 (mg/kg)
砂糖甘味料:0.44 (mg/kg)
レギュラーコーヒー:0.26 (mg/kg)
ほうじ茶:0.25 (mg/kg)
フライドポテト:0.24 (mg/kg)
となっていました。

また、安価な食品や揚げ物にはトランス脂肪酸も多く含まれており
自律神経失調症やホルモンバランス障害、うつ・パニック障害を
引き起こす可能性が高い事も以前から言われています。

今回の記事で、定期的に揚げ物を摂取している人と
あまり摂取していない人を比較して、摂取している人のリスクが高いとあります。
ただ、定期的に摂取がどの程度(1日3食毎回なのか1日1食なのか)
あまり摂取しない人がどの程度(週に2回なのか1日1食以下なのか)が
不明なため、決してフライドポテト=悪とはならないと私は考えます。

 

 

 

 

 

育ち盛りの子供や中高生が、部活やチームで練習を頑張った後に
メンバーでコーラとフライドポテトを摘まみながら談笑したりする方が
身体に悪い物は食べちゃダメって禁止するより、思い出が出来るし
楽しく心も晴れやかになり良いのではないでしょうか?

身体に良いと言われるバナナや生姜、海藻類も食べすぎれば身体を壊します。
フライドポテトに限らず、好きな物もバランスよくたべるのが
心や身体だけでなく人柄にもいい影響があると私は考えます。
食べ物を気にしすぎるのもストレスなのでほどほどでいきませんか。