四十九日忌 | 秋田犬(AKITAINU)と暮らす毎日

秋田犬(AKITAINU)と暮らす毎日

秋田犬の直裕。どこに行っても大人気【超かわいい】と言われまくり。専門家のお墨付きのイケワン。残念ながら2022年8月23日6歳22日虹の橋へ。短い犬生でした。
2023年10月15日に新しい子を迎えました。名前はひなた、男の子です。よろしくお願い致します。

アメンバー記事には書いていましたが、表向きには初めて書く事になります。

薄々お気づきだとは思いますが、我が家の大事な大事な、坊ちゃんこと、直裕(ただひろ)が8月23日PM6時35分に虹の橋を渡りました。6歳22日の命でした(秋田犬の平均寿命は13歳)。

あまりにも突然で、治療や原因追求も追いつかない状態で、大きな病院に連れて行く予定の日に亡くなってしまいました。
秋田犬に詳しい先生がいる大学病院もちょうど夏休みという、非常にタイミングが悪い時期に重なってしまいました。

複数個、これが原因なのでは?と言われ検査を受けましたが、ほとんどが陰性で、その中の1つだけ調べる事が出来なかったのが、アミロイドーシス。しかし、これを調べるには腎臓の一部を採取(生検)しないと無理だそうで、一般の動物病院では出来ないようでした。
しかも、この時の直裕にはその検査自体も危険かもしれないと言われました。
アントニオ猪木さんもアミロイドーシスでした。難病です。

他にも脾臓腫瘍も見つかっていましたが、今回の死因は(何かの原因による)腎機能障害でした。

腎臓の数値が10日程で3倍以上(測定不能)に悪化して、手がつけられないとは、この事を指すのかと。最期は痙攣を起こして、本当に苦しそうで、かわいそうで見ていられない状態でした。


本日、四十九日忌を迎えました。


近所のお友達に直裕が亡くなった事を伝えると、涙ぐむ人、泣いてくれた人がたくさんで、本当に愛されていたのだと、実感しました。
お花もたくさん頂きました。ありがとうございます。
珍しい犬種という事もあり、直裕は特にかわいい顔立ちでしたから、知っている人も多かったです。
「直裕君と一緒にお散歩が出来るなんて光栄です。鼻が高いです」って言ってくれる人もいました。

直裕は本当に優しい子で、小さい犬とも仲良く出来る子でした。
老若男女、誰からも「かわいい」と言われ、毎日必ず誰かに声をかけられました。「こんなかわいい秋田犬、他に見たことない」ってよく言われました。私達夫婦の自慢の子でした。


8月16日。12日からご飯を食べていません。こんな時でもこの笑顔。泣けてきます。



8月21日。本当に辛そうでしたが、私達夫婦が見える場所に常にいた直裕です。



8月21日。これを撮った次の日から痙攣発作が始まりました。尻尾を下げる事なんて怖がっている時以外(めったにないけど)、絶対になかった直裕です。


白のビニール袋の中は点滴。この点滴をやると明らかに体調が悪くなっていました。腎臓にはこれしかなかったみたいですが、この治療方法を「あえてやらなかったら、もう少し…」と少し考えてしまいます。




その後、直裕の死は私達夫婦へのメッセージだと直感した私は、すぐに病院で検査を受けました。
ずーっと歳のせいだと、思っていたものが、そうではなく、ある病気が原因だと判明しました。しかも本来なら即入院レベルだとか。

しかしコロナ禍なので、入院ではなく通院になりましたが、現在その病気改善に向け、めちゃくちゃ頑張っています。

その他には幸いにも全く異常がなく、ガンもなし、心臓も内臓も異常なし、コレステロール系も異常なし(逆に、この年で何もないって凄いと思いました)。
強いて言えば、婦人科系にちょっと問題あり。しかし、これも以前から知っていた事で、1つは異常なし、もう1つは検査予約待ち状態ですが、基本的に問題はないそうです。

直裕は頭のいい、優しい子です。体をはって私達に教えてくれたメッセージに、私は心から感謝しています。ありがとう。



『直裕のファンでブログを見ています』と言って下さった方々、本当に本当にありがとうございました。感謝しています。こんな形のご報告となってしまいました。私達もとても悲しく辛くてたまりません。

ある人が言っていました「大型犬は人間1人、いなくなる感じ」だと。本当にその通りなんです。存在感が全然違います。
ぎゅっとしたい、もっとぎゅっとすれば良かったと、色々後悔することばかりです。


私のお気に入りの1枚。



夏生まれで、向日葵ひまわりのような存在でした。



まさかこの時(8月4日)、この先で、こんな事が起きるとは想像もしなかったです。




直裕、会いたいよ。ぎゅっとしたいよ。


あなたは私達夫婦のところに来て幸せだったのかな?

色んな経験をさせてくれて、出会いをくれてありがとう。もう同じ思いはしたくないから、直裕が最初で最後だよ。直裕はやきもちだもんね。心配しないで。
基本ツンデレだったけど、時々態度に出る甘えん坊の姿が大好きでした。
夕方散歩催促の時の行動は、直裕と母ちゃんの秘密だよね。父ちゃんは全部を知らないんだよ。







今も後悔している事、カルシウム値が高かった時、原因をきちんと追求すればよかった。自分の中で謎に思っていた『「尿検査」を何故しないのか?』をきちんと声に出せばよかった。その時、セカンドピニオンをすればよかった。大きな病院を紹介してもらい、きちんと検査すればよかった。


別の病院を受診した事で勉強になった事も多かったです。曖昧にしないできちんと原因を突き止める事も大事だと知りました。

「何故その薬を飲んでるの?」「原因は?」「必要あるの?」「原因が分かれば飲まなくてよくなるんじゃないの?」確かにそうです。薬も飲み続ければ毒になるかもしれません。


【いい病院】何を基準にしたらいいのか考えさせられました。


あーすればよかった、こーすればよかった、あの時こうしていれば違ったのかな?とか、色々後悔だらけです。


みなさんはどうか後悔なさらないよう、疑問に思う事は遠慮なく突っ込んで、納得できなかったらセカンドピニオンも積極的に受けて下さい。


よくやって頂いた先生には感謝していますが、気持ちのやり場の無さから、どーしても悪い方、悪い方へと考えが及びます。この気持ちは仕方ないんです。大切な大切な家族を失ったのですから。




つい最近、別の秋田犬君が亡くなった時に載せていたものをお借りしました。

これが本当なら、またきっと会えるね。それまで待っててね。


会いたいよ、直裕。