新居の準備をするにあたり、インテリアはこだわりたいとお互い思っていました。

家の中を車椅子で動くための動線確保、ヘルパーさんの仕事のやりやすさも考えないといけないけれど、機能性だけに偏らずにおしゃれで心地よい空間にしたいねと。

 

婚約ホヤホヤの頃は2人でベッドに寝っ転がって頭上のモニターで家具屋さんのWEBサイトを見て、気になるものをピックアップして。幸せ全開お花畑でしたねぇ…昇天

だんだん色んなことが具体的になってくるとフワフワしてる場合じゃなくなりましたが、素敵な時間だったなぁと思います。

 

彼はアートとかインテリアが好きで「テーマはミッドセンチュリーにしたい」と当初から言っており、大物家具はほぼ彼のセンスにお任せ。

私は雰囲気に合った照明や小物などを提案しました。

 

 

リビングのソファは私の定位置。奥の部屋で寝ている彼の顔が見えるし、寛いだり作業したりできるお気に入りスペースですニコニコ

 

ヘルパーさんたちにも「こだわって選んだ家具たちだから大切にしてね」とお伝えしているんですが、ダイニングテーブルの脚に車椅子をぶつけて派手に削られたり、洗顔用のシャワーを暴発させてテーブルに水をぶちまけられたり、椅子にびちょぬれのタオルを置いたままにしてシミができた時はクラッとしたなぁ笑

 

一生懸命やって失敗することはしょうがないし、やっちゃった本人もすごくショックだと思うのでいちいち怒らないしフォローもします。

が、明らかに注意散漫というか日頃から配慮が足りない結果起きた場合、どう伝えたら理解してくれるのかなと頭を悩ませます。

 

根っこの部分を改善しないとまた似たようなミスをしちゃうんですよね。私もそう。だから原因や改善策を一緒になって考えるしかない。自分が新米社員だった頃、先輩や上司はそうやって寄り添いながら指導してくれたなと思いを馳せながら。

未熟すぎてアホほど迷惑をかけた諸先輩方に額を地面に擦り付けて土下座したい。マジで引くほどヤバイぶっ飛び社員だったと思います。

 

そんなぶっ飛び社員も今やいい歳になりました。歳を重ねて真人間になったのかというと大いに疑問があることはさておき、ヘルパーさんたちに「ここで働いて良かったな」と思ってもらえるように、そして身を削って指導してくださった先輩方に良い姿をお見せできるよう頑張りたいと思います。