ubuntuへのSubversionのインストール | コンピューターの勉強会・研修ネタ

コンピューターの勉強会・研修ネタ

 コンピューターの勉強会や研修の元になりそうなネタの話を書きます。

このあと、Jenkinsの話をするつもりなのですが、Jenkinsを使うのは、
バージョン管理システムを導入しておかなくては、いけなさそうです。
そこで、Subversionをインストールします(DevOpsじゃないけど)



基本的には、


Linux-UbuntuでのSubversionのインストールと使い方
http://wisdomtrees.net/?p=271


を実行すればよいのですが、いくつか注意点があります。
(以下、青字は端末に入力するコマンド、赤字はエディタで入力する内容)


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【前提条件】


・Apache2を使いますので、インストールしていなければ、
インストールしてください。


sudo apt-get install apache2

(途中で聞いてきたらY)


インストールが終わったら、FireFoxでURLに
http://127.0.0.1
を入れて、It Works! とでるか、確認


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【手順1:インストール】


上記サイトに書かれているので、入力するコマンドと、注意点のみ


sudo apt-get install subversion subversion-tools libapache2-svn
(途中で聞いてきたらY)


sudo vi /etc/apache2/mods-enabled/dav_svn.conf
(私の環境では、vimでなく、viという話)

viで開いたら、ファイルの最後に


<Location /svn>
DAV svn
SVNParentPath /home/svn
</Location>


(:wq!で保存してviを閉じる)


sudo apache2ctl restart


 ここで、以下のエラー?が表示されます。



 これは、ServerNameを設定していないために出るエラーで、気にしなくていいです。
 (気になる人は、直しましょう)
 ちなみに、FireFOXでそこに書かれているように
  http://127.0.1.1
 といれても、It Works!と出ます。



【手順2:リポジトリ作成】


新規リポジトリ作成ごとに行います

/home/svnにいって、リポジトリ作成コマンド
  svnadmin create リポジトリ名
を実行します


その後、そのリポジトリのファイル所有者を、Apache2のファイル所有者
(ユーザー名www-data グループ名www-dat)に変えます。



sudo mkdir /home/svn/
cd /home/svn/
sudo svnadmin create test
sudo chown -R www-data:www-data test



【手順3:日々の作業】


今回は、そこの例にあるインポートを実行

cd
mkdir test


を行って、自分のホームの下に、リポジトリ同様、testというディレクトリを作りました。
そしてtestの下に、test1.txtというファイル名で、ファイルを作りました
(cat test1.txtで内容表示)
cd test
vi test1.txt


abcdefg
(その後、:wq!で保存して抜ける)


cat test1.txt


そうしたら、testの上の階層(ホーム)にいって、インポートします


cd ../
svn import test/
http://localhost/svn/test/ -m "import test1.txt"



【エラー:こんなのが出たら】



importしたとき、こんなエラーが出たら



apacheの所有者になっていない


cd /home/svn/
sudo chown -R www-data:www-data test


を実行する(www-data:www-dataはそのまま、testはリポジトリ名に変える)