「皆さんの周りに、鬼、いますか?」 おーっと、いきなり変なことから書き出しちゃったよ。あぶねー! はい。今、10月だし、節分でもないので、鬼なんてちょっと思いつきもしない存在ですよね!

 

(鬼みたくなっちゃったBassのツクヨミ)

 

でもいろいろ思いめぐらせてみれば、鬼って昔ばなしっていうか、そういうやつに結構出てくるよなぁ、という感じですかね。思いつくままに挙げてみると、まずは「桃太郎」! もうこれはズバリ、鬼退治の物語!! あと、「金太郎」が鬼退治の話だって知ってました? クマと相撲を取るのはその前のエピソードであって、最後には立派な若侍となって、大江山の鬼を退治しますよ! ほかに鬼が出てくる話といえば、「こぶとりじいさん」! 「一寸法師」もそうだ!! こう挙げてみると、日本を代表する昔話の多くが、鬼が登場するやつなんだよね。

 

これってどういうこと? なんでこんなに鬼が出てくるんだろう?って考えたこと、あります? で、節分って行事でしょ? 最近じゃ、すっかり「恵方巻」を食べる行事になっちゃってるみたいだけど、もともとは、豆まきして「鬼やらい=鬼を追っ払うこと」をやる行事だよ!! よくお父さんが鬼のお面かぶって、鬼役をやってなかった? そういうのも、今じゃサンタとか、ハロウィンの仮装にとられちゃってさ...。

 

鬼役!? それをさ、本格的にやっちゃっている東北地方の行事って、あったじゃん!! そう、「なまはげ」!! 秋田県の! 最近、全国の似たような行事と、まとめて「無形の世界遺産」みたいなのに決定したよね!? あの「なまはげ」って完全に赤鬼、青鬼じゃん! で、ね、鬼って人肉を食うんだってさ!! しかも子供とか若い女性の生肉を好んで! あの「なまはげ」、包丁と桶を持ってない? あれさ、人の家に押しかけて「悪い子はいねぇか」と、子供とか捕まえて、包丁で切り刻んで、桶に入れるんだよね!? そういう鬼の正体をリアルに再現しているのが、あの「なまはげ」の行事じゃん!? つまりさ、秋田の人たちにとっては、鬼はすごくリアルな存在なんだよ、きっと! だからこそ、たくさんの昔話に登場してくるんじゃないの?

 

で、ここに貴重なエピソードがあるんだ。日本でいうと鎌倉時代くらいのイギリスで、ある日、地下に通ずる穴から、二人の「緑色」の子供が見つかったんだって。村人たちは大事に育てようとしたけど、そのうち一人はすぐ死んじゃって、でも残りの一人は無事成長したんだけど、日々、太陽光線を浴びているうちに皮膚の色から緑色が抜けて、ほかの人間と同じ肌の色になっちゃったんだってさ!

 

つまり、だよ。我々の周りにも、地上生活をしているうちに赤とか緑(あお)の色が抜け落ちちゃった「鬼」が、何気なく生活しているってことがありうるんだよ。ひぇー!

 

 

<つづく>