はい、みなさんこんにちわ。
日本一怪しい診断士の胴乱幸助です。

ええと、今年はこういう怪しいことの勉強を本格的に初めて、
10年の節目となるんですが、最近だいぶ考えが整理されてきた感がありまして、

それだけ知識量が増えてきた、ある臨界点を超えたような気がしています。

それでも、やっぱりまだまだ口では説明できずに、
感覚に頼るところはあると言えばあるんですが、
最近、その隙間を埋めてくれる一冊に出会いまして。
隙間と言っちゃあなんなんですが、ここんとこ非常に重要でして。
「なんとなく」では片付けられない部分を量子力学を使って説明してくれる、

今日はその本をご紹介したいと思います。
 

 

 



著書の村松さんは一般社団法人開華GPE(https://kaika.jp/)という団体を立ち上げ、
量子力学の考え方を応用した生き方や能力向上方法を説いている方。
というか、もとは学習塾を開いていて、
「どうも成績が良くなる子にはこんな共通点があるぞ」
というものを徐々に言葉に、メソッドにしていったら、
いろいろと応用できるものになった、というほうが正しいでしょうか。

大量に発信をされていまして、
Youtubeチャンネル、メルマガなどもございます。


この開華では「量子力学」をベースとして居ます。
量子力学という言葉は、ノーベル賞で取り上げられていることなどもあり、
今でこそある程度普及したかなと思っていまして、
一度は聞いたことのある単語となっているんじゃないでしょうか。

量子力学の対比言葉は、「古典力学」。
いわゆるニュートン力学のことです。

古典力学は物質=「目に見えるもの」を対象とした力学でして、
これは物質の世界では非常に正しい。これはこれで有用なわけです。
ですが、かといってすべてを説明できるわけではない。

で、それらを解明する糸口は
目に見えないもの=量子の世界にあるんじゃないか、
とその世界の法則を研究しているのが量子力学です。


ヒトの身体を例に取ってみると
目に見えるものからだんだん小さくしていくと・・・


肉体→器官→細胞→分子→原子→原子核→陽子・中性子
→(ここから先が量子)素粒子→ヒモ→ゼロポイントフィールド


となっている中の、
素粒子以降の話が量子力学なわけです。
(超ひも理論とかもこの領域)

 

ちょっとセミナー資料から図を拝借・・・

 



そしてここからが面白い。

最初はモノ(物質)を対象としていたんです。
それをどんどん小さくしていった。
分子→原子とどんどん物質を特定していったわけです。
すると素粒子ぐらいから、物質ではなくなるわけです。

素粒子は、「粒子の素」と書くぐらいですから、
粒子=物質の素なんですが、どうも質量を持たないものがある。
光子(フォトン)なんかは光=波長(周波数)だったりする。

その波を作っているのはヒモというきっけであり、
ヒモというきっかけを作るのはゼロポイントフィールドという


 何も無いけど、情報はある”場”


というところまで(理論上は)行き着いているのが量子力学、
だそうです。
ちなみにゼロポイントフィールドは、何かの拍子にフッとヒモといううねりを作る。

それが物質になっていくというところまで理論上はできてきているようです。


この考え方を応用とい言いますか、転用して、
「何もないところから、何かが生まれる」という意識を解明していきます。
ヒトがなにかを考える時には、意識は何もない場にうねりを作り、

それがフォトンやらの素粒子を作るそうです。
だから素粒子は「人間の意識」によって生成されるモノだそうです。
(モノと読んで良いのか微妙だけど)

これらはコペンハーゲン解釈にて定説となっていましてね、
それだからこそ今の製薬会社は実験プロセスでは、
人間の意識(意図)が入らないように設計されております。
要するに、実験者が意図してしまうと、意図が欲する結果となってしまう。
意識が反映されてしまうので、それができないように実験の目的や、
何を実験しているか等の情報を遮断しているということです。


また意識=考えたことによって生成される素粒子は、
波長でもあるので、周波数を持っている。
周波数ということは共鳴性があり、同じ波長のものと重なり合ってしまう。
他の波長とはまったく重なり合わない。
これが同調性。

そして、量子というのは実は存在確率の問題であって、
同時に量子がぶんぶん飛びまわっている中で、

最も存在しやすい確率のところで物質化しているだけ、

という波動関数の考え方(シュレーディンガーの猫)。
量子がいろいろな物質になりうる確率を持っていて、
でも量子にヒモから与えられている周波数によって物質化が決まっているなら、
これこそ「思考は現実化する」じゃないかとも思うわけです。

・・・というわけで、こんなの1日話をしても足りない-!
となってきてしまいましたが、
これらを著者の見た目どおり、スッキリとまとめてくれていて
短時間で理解できるようになっているのが、この一冊でございます。

今まで「なんとなく」で理由を説明できなかったような
「良きこと」(あいさつをする、お礼を言う、前向きに考える)ということさえも

量子力学をもって、なぜ良いのかが腹落ちするので、自分の行動指針や判断軸をも作ってくれます。
嗜みとして、教養としてもオススメの一冊でございます。