ほんとに冷えます、長野は!
明日は最低気温3℃ 最高13℃だそうです サム~
未来古民家 須坂の家 『Ⅱ その2』 床編の続き、いきます・・・
前回は玄関周りをご紹介しました。
杉の床板30ミリ厚でした。
今回のご紹介は 栗の古材板です!!
黒光りしていてとても渋い逸品です。
縁側と、書斎(ご主人いわく勉強部屋、もとは和室)に使用。
古材の板は、最近の新建材のフローリングと違い、
厚さ・幅などが不揃いなものですから、準備に苦労しました。
サイズを合せ、色柄も合せ、確かに効率だけをを考えると???ですネ。
特に書斎・勉強部屋には苦労しました。
クリの板、木の性質もあって割れや狂いが多い。
それをなんとか克服できないか。
そこで!あえて長さを90cmにカット。
そして、下地材に緻密な寸法出し。
パッチワークのように貼っていきました。
限られた材料なので、まていに(そつなく)使いましたよ。
(写真はまだ仮並べの状態です)
この書斎・勉強部屋は味のあるモノになりました。
お施主さんの理解と、お大工さんの技量の合わせ技です。
ほかではなかなか手に入らない、
オリジナルの床仕上げになりました。
末永く愛着を持っていただける古民家になりそうです。