KPI(重要業績評価指標)とは、最終目標を達成するための中間プロセス・中間目標のことです。
売上高5億円を達成するためには、
KPI①「見積もりを年間200件作成」する必要があり、
そのためにKPI②「新規問い合わせを800件獲得」する。
といった具合です。
弊法人の顧問先にこのような話をすると
「うちは中小企業だし、今までそんなに根詰めてやってきてないから…」
と回答される社長が結構いらっしゃいます。
しかし、私は小さい会社にこそKPIを決めることをお勧めします。
KPIを社員が見えるように示したことで社内にどういう変化が出たか、
顧問先の会社に起きた変化が以下の通りです。
①努力している社員を「賞賛」するための指標を示す
→全員にとっての「お手本」を分かりやすく示す
②当たり前の「基準」を変える
→周りと比べて自分はどうか意識する
③毎日見える場所に掲示することで「勝手に脳が意識する」
→口頭で注意しないで、社員が勝手に意識してくれる
④KPIを意識することが社風となる
ある会社では、売上増加に対する試供品の割合を社内ポータルの一番上に設置しました。
社内の事務作業を行う時に必ず視界に入る場所です。
このような簡単な表を示した結果、試供品の消費割合が高かった2店舗の数字が良くなったそうです。
社長にお話しを伺うと、「勝手に社員同士で話し合ってくれる」
「会議で怒らなくてよくなった」と仰っていました。
難しい数字を決める必要はなく、「頑張る方向性」を示して
「社内の当たり前」を浸透させることが大事です。
注意したくない、社員の意識を変えたい、頑張っている社員を皆が意識してほしい、
このように社風を変えたい社長はぜひKPIを見える形にして示してみてください。
上記のようにすごく上手くいくとは限りませんが、
悪い方向には転ばないのでぜひチャレンジしてみてください。
担当:工藤 正悟

