こんにちは。
毎月恒例のお客様アンケートにご協力頂きました皆様、ありがとうございました。
この匿名のアンケートでのご指摘を改善すべく今月も話し合いを行いました。
今回ご記入いただいた内容に、下肢静脈瘤手術後の皮下出血の色味について意見をいただきました。
術直後は、赤い色が強いのですが、徐々にお色味は紫色になります。
この、紫色になったことに患者様は驚かれたようでした。
皮下出血は紫色になります。
皆さんがどこかに足や腕をぶつけた時に、青あざのようになりますよね?
それが皮下出血している状態です。
では、その青あざの色はどうなりましたか?消えなかった時がありますか?
答えは消えたかと思います。
そうなんです。血液は必ず体内に吸収されるので、色が消えずに残ることはないのです。
中で出血した状態の時に体を温めると、皮下出血は広がります。
出来れば術後1週間は、お体を温めないようにしたいですね。
また、人が立っている状態の時は(立位)重力がかかり、初めに出現した皮下出血した部分より下に下がっていくことがあります。
お色味が消えるまでには、個人差があり程度にもよりますが、大体2~4週間程で消えていきます。
今回頂いたご意見は当院にとって大変貴重なものです。
より患者様の理解を深められるような説明になるよう見直すきっかけとなりました。
今後ともお忙しい時にお手を煩わせるとは思いますが、アンケートにご協力よろしくお願い致します。