3月4日に多治見の「美・マリアージュ 」で毎月開催しているNPO法人PAL研究会 の朝食会が行われました。テーマは東濃信用金庫 元常務理事の鈴木康俊氏による「ディスクロ誌から見た金融機関との付き合い方」でした。鈴木氏は私の多治見青年会議所 の先輩でもあります。朝食会の参加者は40名位の大盛況でした。


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 さて、内容は流石、元金融機関の役員だけあって興味深い話ばかりでした。特に金融機関が不良債権を減らすための方法や融資先の格付けを上げたり下げたりしながら自社の自己資本比率を良くしたり不良債権比率を下げる努力をしている方法を聞いて驚きでした。その中には金融機関が自行を守るために融資先である中小企業を切り捨てることもあることが衝撃でしたね。

 

 また、金融機関は融資先である中小企業より監督官庁である金融庁 を最も恐れていることがよくわかりました。ところが金融庁を恐れるあまり、お客様からのクレームも極端に恐れていることがわかりました。金融機関との付き合いでの切り札は金融機関上層部へのクレームや金融庁への苦情申し立てだと思いました。

 

 話は変わって鈴木氏は東濃信用金庫退職後、現在は金融コンサルタントとして活躍をされています。特に融資返済をストップするための経営改善計画の作成指導や新たな融資を引き出すためのアドバイスなどをされています。鈴木氏の経歴や鈴木氏の忌憚のない意見を言われる性格を考えると価値あるコンサルをされていると思います。そこで、今回のセミナーを聞いてSMC税理士法人も鈴木氏と組んでお客様への価値ある支援ができるのではと感じた次第でした。

 

 でも、追加の話ですがSMCグループも過去に潰れそうな会社に対して経営改善計画の作成を支援して、新たな資金調達を引き出した会社がありましたがその資金で新車を買ったり、役員報酬を引き上げたり個人的な目的に私用したアホ経営者もいました。SMCグループも鈴木氏も価値ある支援をする経営者はよく選んでやらなければいけませんね。アホ経営者を支援しても全く価値がないばかりか社会にとってマイナスになるのでアホ経営者からの支援依頼は断らなくてはいけませんね。

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!



西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

(私は「西田会」 の会員です!!)



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