毎週金曜日は「強運経営者塾」ブログ講座をアップしています。今回は24回目です。初めて読まれる方は過去のブログも読んでくださいね。下記の書籍が私の著書「自分の会社を100年続く企業に変える法」で~す。是非、読んでくださいね。


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 さて、前回は適正人件費を算出しましたが今回は適正人員を算出します。これは大事ですよ。自社の適正人員をわかって経営をしている経営者は殆どいないですね。あなたの会社の一人当たりの平均人件費はいくらですか?こんな簡単な質問に答えられないアホ経営者ばかりですね。


ある会社の限界利益が1億円、労働分配率が50%で5000万円の人件費、平均人件費300万円で16.7人の人員であるとします。この会社は労働分配率が50%と高いため、恐らく利益は出ていないでしょう。さらに平均人件費が300万円なので働いている社員の給料も低いですね.

 

 さて、こんな会社が目標平均人件費が400万円(給料・賃金・賞与のみ)、労働分配率45%を目指すとします。すると一人当たり限界利益は889万円必要となります。(400万円÷45%=889万円) 


 そして、限界利益が1億円なので適正人員は11.2人となります。(1億円÷889万円=11.2人) つまり、この会社は5.5人、人員が多いわけですね。しかし、この会社は適正人員が11.2人だからと言って、人減らしをするのではなく、16.7人で一人当たり限界利益889万円を稼ぎ出すことを目指します。すると全体として1億4千8百万円(889万円×16.7人)の限界利益を稼ぎ出す必要があります。かなり厳しい数値ですね。


 恐らく現実的には全体限界利益が1億2千万、労働分配率45%として、人件費合計が5400万円、平均給料400万円として、適正人員は13.5人(5400万円÷400万円)にする。これが現実的な改善策でしょうね。


100年企業になるためには人件費をコントロールし、適正人員を維持する必要があります。


さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!



西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

(私は「西田会」 の会員です!!)



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