毎週金曜日は「強運経営者塾」ブログ講座をアップしています。今回は21回目です。初めて読まれる方は過去のブログも読んでくださいね。下記の書籍が私の著書「自分の会社を100年続く企業に変える法」で~す。是非、読んでくださいね。
さて、前回までで貸借対照表の見方を解説しました。重要なのは当座比率と自己資本比率の2つだけでしたね。
さあ、今回からはアホ経営者にも馴染みの深い損益計算書の説明をしていきます。何故、損益計算書は馴染みが深いのか? それは勉強をしなくてもわかるからです。恐らく、アホ経営者が理解ているくらいのことは小学生でもわかるだろうと思います。つまり、損益計算書は収益(収入)から費用(支出)差しいて利益(儲け)を計算しているので殆ど小遣帳と変わりません。特に損得苦楽経営をしている経営者には興味があるのでしょうね。
現在の損益計算書は段階的に5つの異なる性格の利益を計算し表示しています。
異なる性格の5つの利益とは
売上総利益:売上により生じた利益(粗利益)で商品・製品等の収益力を示す。
営業利益:主要な営業活動から生じた利益で営業活動の収益力を示す。
経常利益:経常的な経営活動から生じた利益で経営活動の収益力を示す。
税引前当期利益:すべての経営活動により生じた利益
当期利益:税金を控除した残りの利益で企業の一会計期間の活動の純成果
5つの利益の中で最も重要な利益は経常利益と言われますがウソです。最も重要な利益は当然、企業の1年間の活動の純成果である当期利益に決まっています。何故か? この当期利益が自己資本(純資産)の中に入っていくのです。企業の命を左右する自己資本比率を大きくするためには上場していない中小企業は当期利益を大きくするしかないのです。まず、自己資本比率が50%以上になるまでは節税など考えずに当期利益を極大化しましょうね。
さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正
(私は「西田会」 の会員です!!)
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